こんにちはオガワ(@misc_log)です。
僕はMagSafeモバイルバッテリーが大好きなのでたくさん持っているんですが、大きすぎて敬遠しがちだったのが10,000mAhのタイプ。
以前持っていたんですが、サイズ感がどうしても自分にフィットしなかったので使うのを挫折してしまったんですよね。
とはいえ、それも1年くらい前の話。今使ったらまた違う感想を持つかもしれない・・・ということで、Ankerの新型10,000mAhのMagSafeモバイルバッテリーを買ってみました。
7.5Wのワイヤレス充電、USB-Cポート&USB-Aポートを備えたMagSafeモバイルバッテリーで、iPhoneを2回弱充電できるパワーを持ってます。
僕には持論がありまして、MagSafeモバイルバッテリーは「扱いやすさ、小回りが最優先」だと思ってます。常に手に持っているものはやっぱり小さくないと。
そんな僕が10,000mAhを使ってみてどうだったのか?製品の特徴や使い勝手ともに詳しくこの記事で紹介します。
Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)の特徴
最初にざっくりAnker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)の特徴を紹介します。
iPhoneの背面に貼り付けるだけで充電できるモバイルバッテリーで、ケーブルをなくせる優れものです。
主なスペック
容量 | 10,000mAh |
出力 | ワイヤレス最大7.5W USB-C最大20W USB-A最大18W |
合計出力 | 最大12W |
パススルー | 対応 |
サイズ | 10.7 x 7 x 1.8cm |
重さ | 約206g |
カラー | ブラック、ホワイト |
付属品 | USB-Cケーブル |
価格 | 約6,990円 |
MagSafeだけでなく、USB-Cポート、加えて、USB-Aでも充電できるため普通にケーブル充電することも可能。もちろんパススルー充電にも対応しています。
最近のAnkerらしいデザイン。マット ブラックで見た目も良い。
底面にUSB-Aポートと電源ボタン。
側面にUSB-Cポート。
側面反対側にはバッテリー残量を示すインジケーターがあります。
こちらがMagSafe充電エリア。他のAnker製品はふかふかしたパッドだったんですが、これはポリカーボネードなので硬めです。
最近はキックスタンドがついていたりなど、モバイルバッテリーだけでない付加機能みたいなものを持っていたりするものも多いですが、これは非常にシンプルなMagSafeモバイルバッテリーです。
Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)の性能や使用感はどう?
では、使用感や充電性能、気になったところなどなど紹介していきます。
やっぱり大きいかな・・・
いきなりちょっとネガティブなこと言いますが、個人的にはやっぱりちょっと大きいなという感想。
iPhoneを2回弱充電できる10,000mAhは頼もしく、実際に助けられたシーンもありました。が、これだけ大きく重いと、置いて充電したい・・・と思っちゃいます。
5,000mAhのAnker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000)とサイズ感を比較してみると結構な違いです。
重さも5,000mAhのタイプは120g程度なのに対し、10,000mAhの方は約202gとヘビー級。
まあ5,000mAhと10,000mAhを比べればそりゃ全然違うことはあたりまえなんですが、使い勝手ではやっぱり5,000mAhを超えることはできないと確信しました。
とはいえ、もちろん良いところもあるのでそのあたりを紹介します。
頼もしい充電性能
実際の充電性能ですがざっくりこのような感じで充電できました。iPhone 14 Proを充電した結果です。
経過時間 | iPhone |
---|---|
– | 0% |
10分 | 5% |
20分 | 15% |
30分 | 23% |
1時間 | 39% |
1時間30分 | 49% |
2時間 | 65% |
2時間30分 | 74% |
3時間00分 | 80% |
80%以上はトリクル充電という仕組みにより極端に充電速度が遅くなるため測ってません。詳しくはiPhoneの急速充電の記事を。
80%までに約3時間。これは他の多くのMagSafeモバイルバッテリーとだいたい同じ速度。速度的にもごく標準的な性能をもっていると言えます。
5,000mAhのタイプは3時間で約75%まで充電し、モバイルバッテリー側が空になって終わり。って感じですが、そこはさすが10,000mAh。まだまだiPhoneを充電できます。
さらにこのモバイルバッテリーは、USB-Cポートが最大20Wまで対応してます。なので、急ぎのときはケーブルを使えばiPhoneを30分で50%までバッテリーを回復させる急速充電が可能です。
20Wに対応したUSB-Cポートを備えているのは他にあまりない貴重な性能です。これはAnker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)の非常に優れた特徴と言えます。
それだけではなく、USB-Aポートも持っているためAirPodsやApple Watchなどの小型デバイスを充電したりなど様々な使い方が可能。
ただ、ワイヤレスとケーブルの同時使用は不可能。どちらかだけになります。
このように、いわゆる普通のモバイルバッテリーのような使い方もできちゃいます。
なんかこう、10,000mAhのMagSafeモバイルバッテリーとして見ると、うーん、でかいな・・・って感じだったのですが、普通のモバイルバッテリーがMagSafe充電もできると考えてみると、「お、いいかも」って感じる製品でした。
Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000)レビューまとめ
以上、Ankerの10,000mAhのMagSafeモバイルバッテリーをレビューしました。
正直最初はやっぱり10,000はあかん・・・と、絶望していたんですが、普通のモバイルバッテリーでMagSafeもできると考えてみたところ、がぜん使うモチベーションが上がりました。
ちょっと長い時間の外出や一泊くらいの旅行などにすこぶる重宝することと思います。
とはいえ、普段使いで小回りを効かせたいならやっぱりそこは5,000mAhがおすすめです。気になる方はこちらでたくさん紹介しているのでぜひ合わせてご覧ください。
というわけで、もし気になった人はぜひチェックしてみてください。
今日は以上です。それではまた。
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