こんにちはオガワ(@misc_log)です。
好きな人は大好きなポップソケッツ。僕も割と好きな人なんですが、MagSafeモバイルバッテリーと一体化したタイプがAnkerから登場しました。
MagSafeモバイルバッテリーってiPhoneの背面にくっつくので操作しづらくなるものですが、ポップソケッツのおかげである程度iPhoneの操作性が担保されます。
そのまま横向きスタンドにもなるのでモバイルバッテリーをつけたままYoutube閲覧にも使えるという優れもの。
バッテリー容量は5,000mAhでiPhoneのProシリーズだと約80%くらいまで充電できます。出力は7.5W。まあMagSafeモバイルバッテリーとしては標準的な性能です。
え、これめちゃくちゃいいじゃんと思って買ったんですが、普通に良かったです。
もちろん残念なところもあるので、そのあたりを含めAnkerのポップソケッツ付きMagSafeモバイルバッテリーをレビューします。
Anker 622 Magnetic Battery with PopSockets Gripの外観やデザイン
iPhoneにくっつけて充電できるMagSafeモバイルバッテリーに人気のiPhoneアクセサリーであるPopScketsが一体化したアイテムです。
iPhone 12以降のMagSafeに対応したiPhoneで使用できます。
Ankerらしいマットなブラックの本体背面にはポップソケッツがくっついてます。
これを伸び縮みすることでスマホグリップとして使ったり、スタンドとして使ったりすることが可能。
反対側の充電部に関してはAnkerのMagGoシリーズのMagSafeモバイルバッテリーと同じく、ちょっとふかふかした柔らかい素材になってます。
本体の下部にはバッテリー残量のインジケーターとUSB-Cポート。ここから最大12Wで有線充電することも可能。
サイズ感としては同じく5,000mAhの容量を持つAnker PowerCore Magnetic 5000に近いですが、厚みが減ってその分少し長くなった感じですね。
重さは約133g。5,000mAhのMagSafeモバイルバッテリーだとまあ標準的な重さです。
AnkerのMagGoシリーズはモダンなデザインが特徴的ですが、これも全体的によくまとまっていてカッコいいアイテムです。
Anker 622 Magnetic Battery with PopSockets Gripの性能や使用感はどう?
では性能や使用感を詳しく紹介していきます。
PopSocketsの使い心地
まずは目玉のPopSocketsですが、基本的には期待通りの使い心地です。磁力が強いためポップソケッツに手を預けても割と不安なくiPhoneを操作できます。
こんな感じでポップソケッツに指を引っ掛けて持ち上げることもできちゃいました。
ちなみにこれ、ケースはPITAKAのMagEZ Case 3をつけています。このようにMagSafeに対応したケースであればちゃんと使えるはずです。
また、僕はiPhone 14 Proですが、このようにポップソケッツを起点にして画面の端にも指が届くのでiPhoneの操作性が良くなります。
本体のエッジが滑らかにカーブしているので非常に持ちやすいです。これはMagSafeモバイルバッテリーとしては非常に優れたポイント。
ただ、使っていてちょっと気になったのはPopSocketsが本体の上の方についているため、下の方を横にスライドする力には物理的に弱いです。
例えば、画面下部の白いバーあたりをスワイプするとアプリを切り替えられますが、これを繰り返しているとiPhoneとモバイルバッテリーがちょっとズレる場合があります。
スワイプの力でiPhoneとモバイルバッテリーがこんな感じでズレる場合があるんですよね。
まあそんなに激しくしなければ落ちたりはしないと思いますが、どこまで行っても物理的にくっついているわけではないという意識は持った状態で使うほうがいいですね。MagSafe系のアイテムは全てそうですけどね。
また、もう一つ注意点的なことで言うと、MagSafeであるためPopSocketsの位置は固定されちゃいます。下の方に貼り付けたい人とか結構多いと思いますが、そういったことは不可能です。
このあたりは理解して使う必要があります。
その他、横向きスタンドとしても使い勝手は良いです。特に不安なくしっかりとiPhoneを支えてくれます。
ただし角度は一段階のみですね。PopSocketsを一段引っ込めることで多少角度を変えることもできますが、不安定でちょっとした力で倒れちゃいます。
なので自由に角度を変えたりはできませんが、まあ普通に動画なんかを見る場合には十分な使用感だと思います。
モバイルバッテリー性能
次にモバイルバッテリーとしてですが、iPhone 14 Proを充電してみたところこんな感じでした。
経過時間 | Anker622 |
---|---|
– | 0% |
10分 | 3% |
20分 | 12% |
30分 | 16% |
1時間 | 28% |
1時間30分 | 40% |
2時間 | 53% |
2時間30分 | 65% |
2時間56分 | 74% |
1時間で約30%程度のバッテリーを回復させることができ、最終的には約3時間で74%まで充電してバッテリー切れ。
十分に遅いですがMagSafeモバイルバッテリーはこんなもの。特別この製品が遅いわけではないです。そもそもバッテリーの維持、というか、減らさないくらいの感覚で使うべきものですからね。
ケーブル充電やパススルー充電に対応
AnkerのMagSafeモバイルバッテリーはだいたいそうですが、USB-C to Lightningケーブルで有線充電することも可能になっています。
最大12W出力なので、MagSafeより速く充電することが可能です。急いでいるときなんかに使えます。
また、パススルーにも対応しているためこんな感じでiPhoneとモバイルバッテリーを同時充電できます。
正確にはiPhoneの充電を先にしてその後モバイルバッテリーを充電する感じになるので、夜寝るときにこうしておけば朝起きたらどっちも満タン的な使い方が可能。
これ、実質USB-CでiPhoneを充電しているみたいな状態なのでそれもメリットではあります。
Anker 622 Magnetic Battery with PopSockets Gripレビューまとめ
以上、AnkerのPopSocketsがついたMagSafeモバイルバッテリーをレビューしました。
PopSocketsに関しては前述の通りMagSafeならでは注意点もありますが、使い勝手の良い優れたアイテムだと思います。
ただ、結構高いんですよねこれ・・。約7,000円くらいします。まあMagSafeモバイルバッテリーってそもそも安くないので他もそう変わらないですが、ちょっと手を伸ばしづらいところではありますね。
残念なところを許容できるのであれば、MagSafeモバイルバッテリーの有力候補だと思います。
PopSockets好きな人、モバイルバッテリーをつけながらホルダーやスタンドも欲しいという人はぜひチェックしてみてください。
今日は以上です。それではまた。
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