ベゼルが細くなってかっこよくなったよ!
こんにちはオガワ(@misc_log)です。
2021年9月15日に行われたAppleの発表会でiPhone 13シリーズとiPad、iPad mini 6、そしてApple Watch Series 7が発表されました。
この記事ではApple Watch Series 7の気になる事柄についてサクッと全体を知れるよう短く網羅的にまとめました。
- 新機能ってなに?進化したところは?
- 価格、発売日は?
- バッテリー持ちどうなった?
- バンドやアクセサリーはこれまでの使える?
- Series 7買ったほうがいい?
こういったことをざっと知れるようになっていますのでどうぞ最後までチェックしてみてください。
※2021年10月15日発売となりました!こちらApple Watch 7のレビューしています!
\ 予約スタートしてます /
Apple Watch 7の基本情報をざっと
まずは気になる基本情報をざざっと紹介します。
発売日は10月15日!予約開始は10月8日から!
発表当初は未定が多かったApple Watch Series 7ですが、10月に入り情報が出てきました。現時点で判明しているのはこちら。
予約開始 | 10月8日(金)21時から |
発売日 | 10月15日(金) |
価格 | 48,800円〜 |
カラー | アルミ5色が全部新色 |
ケースサイズ | 41mm、45mm (現行モデルから1mmサイズアップ) |
ラインナップ | アルミ、ステンレス、チタン、エルメス、NIKE (これまで通り) |
予約開始は10月8日(金)21時〜、発売日は10月15日(金)で確定しました。
価格は48,800円〜(税込)。アルミが最安でケース素材によって高くなります。
ちなみに、Apple Watch SEは32,800円〜、Apple Watch 3は22,800円〜。いずれも税込。
Apple Watch 7は何が進化した?どう変わった?
では今年の進化したポイントについてざっと紹介します。
ひとつ事前に共有しておきたいこととして、Apple Watch 7は内部のチップ(CPU的なもの)がSeries 6と同じである説が囁かれています。
スペック上はS7という新チップが搭載されました。ところが、Apple公式サイトには「Apple Watch SEから20%高速」と記載があります。
SEはS5というチップを搭載しているのですがS5→S6時にも20%という話でした。
- SE → Series 6 = 20%アップ
- SE → Series 7 = 20%アップ
こういうことになり、つまりS6とS7は性能的に同じじゃないかということのようです。
実際問題、前モデルのチップであっても十分高性能なので実用上はきっと何の問題もありませんがなんかモヤるポイントではありますね。世界的な半導体不足の影響を受けているのかもしれません。
画面サイズが20%大きく
Apple Watch Series 7は本体デザインが変更されており、画面サイズが大きく進化。前モデルから約20%大きくなりました。
画面サイズ拡大に伴いケースサイズも変更になっています。
- 従来モデル → 40mmと44mmの2タイプ(Series 3は38と42mm)
- Series 7 → 41mmと45mmの2タイプ
わずか1mmのサイズ差となり、画面は約20%も大きくなったのに本体サイズがほとんど変わっていないというのが今回のアップデートのウリのひとつ。
表示領域だけが画面のふちまで拡大していて一気にトレンド感ある見た目になりました。
このサイズアップは地味に感じるかもしれませんが結構大きい進化だと思います。
Apple Watchはどうしても表示できる情報に限りがあるため、20%もの表示領域向上はさまざまなところで恩恵を感じられるはず。
このようにテキストの表示量も変わり、受け取れる情報が格段に多くなります。
このように見た目や形状に変化はほとんど感じられませんが、一応本体デザインが変わったモデルとなります。これはSeries 4以降、3年ぶりです。
ディスプレイの耐久性が向上
Apple Watch Series 7ではディスプレイ周りの設計が大きく見直され、Apple Watch史上最も頑強なWatchになったようです。
結構派手に自転車で転ぶシーンがイメージ映像として公開されていました。
知る人ぞ知る事実ですが、実はアルミケースの通常モデルと、ステンレスやチタンといった高価格帯モデルとではディスプレイのガラスの種類が違います。
もちろん高価格帯モデルの方が耐久性の高いガラスが使われています。
そういったガラスの差はきっと埋まることはないと思いますが、少しでも耐久性が高まるのはシンプルに嬉しいポイント。
ただ、個人的にはですが、割れないということと傷かつかないということとは別の問題な気がしなくもないなと思っており、傷にも強いのかはよくわかりません。
やはりケースやフィルムなどを活用することが心の平穏に繋がるのかな・・という気が個人的にはしています。
ちなみにこの再設計により防塵性能がIP6X等級へと進化。よりハードな環境にも強くなりました。一方で耐水性能はこれまで同様WR50。水仕事や水泳などに使える耐水性能を備えています。
高速充電が可能になった
残念ながらバッテリー駆動時間は変わらず18時間のままですが、高速充電に対応しました。
- Series 6より最大33%速く充電。
- 8分間の充電で8時間の睡眠を記録
高速充電にはUSB-Cになった磁気充電ケーブルが必要。多分Series 7を買うと付属してくるんだとは思いますがそこはまだ不明。
このケーブルがあればバッテリー0%→80%までを約45分で回復できるそうなので結構嬉しいですね。あとは睡眠前に8分充電すれば朝まで持つようなので睡眠トラッキングをしたい人にも便利になりました。
とはいえ、バッテリーそのものが伸びて欲しかったというのは正直なところ・・。
その他の進化
他にも、常時表示が前モデルに比べ約70%明るくなったそうです。
明るくなることで周りの環境に左右されず情報を確認しやすくなるので嬉しいと言えば嬉しいですが、別にSeries 6でも暗いとは思わなかったので魅力的に感じるかどうかは人によると思います。
もっと言うと、どんな状況でも明るいのが嬉しいとは限らないのでまあ「そうですか」くらいの進化ですね個人的には。
アルミケースはカラーが刷新
そして今回アルミケースは全て新色に変わりました。全5色の新しいカラー。
- ミッドナイト
- スターライト
- グリーン
- ブルー
- プロダクトレッド
ちょっと気になってるのは、ミッドナイト青すぎじゃない?ってことなんですよね。
なんかすごい青みがかって見えませんか?
アルミケースにもともとあった「スペースグレイ」カラーが今回なくなったため、純粋な黒が欲しいならステンレスやチタンなどの上位モデルを買わないとダメなの・・?というのがちょっと心配。
そう見えるだけで実際はもっと黒いとかならいいんですが、僕は黒しか買うつもりがないので動揺してます・・。
というわけで以上、ざっくりApple Watch Series 7の進化したポイントについては以上です。
Apple Watch 7でバンドやアクセサリーはこれまでのものが使える?
上記進化点を見ていただければわかると思いますが、フィルム、ケースは全滅でしょうね。特殊なものを除いて使えなくなると思います。
また最も心配なのはバンドですが、バンドは大丈夫。過去のものも使えます。使えなくなるなんて噂もあったんですが安心しました。
というわけでこのような感じかと思います。
- バンド → 使える
- ケース、フィルム → 多分使えない
- 充電器、Watch用モバイルバッテリーなど → 多分使える
ただ、もちろん特殊なバンドとか一部例外もあるかもしれないのでバンドなら全部大丈夫かどうかはわかりません。
あと、前述の通りアルミケースの色味が刷新されたので、互換性はあっても色的になんか合わない・・みたいな可能性はあると考えられます。
もしバンドや周辺アクセサリーを検討中ならこちらでまとめてますので合わせてどうぞ。
Apple Watch 7は買うべき?
では、ここまでを踏まえてApple Watch 7を買うべきかどうかについて個人的に思っていることを紹介します。
ちなみに、Apple Watch Series 7が発売されたあかつきには、公式のApple Watchモデルラインナップとしては下記の3種類のみになる予定です。
- Series 3
- SE
- Series 7
の3機種が全ラインナップとなり、エントリー、ミドル、フラッグシップという位置づけ。
やはり画面デザインが決めて
正直言って個人的にはバッテリーが伸びなかったのがモヤッとポイント。
Apple Watch 6など新し目のWatchを持っている人は乗り換えは微妙かなと思います。Series 3、4からなら結構なジャンプになるので「変わった感」を味わえると思います。
初めて買う人の場合はApple Watch SEという強力なモデルがあるので、そっちをまず検討してどうしても・・ならSeries 7に行くほうが良いのかな?という気がしますね。
SEと比較する人が多いと思うので、まだSeries 7との比較表を作ってみました。
機能 | Series 7 | SE |
---|---|---|
サイズ | 41mm、45mm | 40mm、44mm |
常時表示 | ◎ | ✕ |
チップ | S7 | S5 |
ストレージ | 32GB? | 32GB |
耐水性能 | 50m | 50m |
血中酸素濃度 | ◎ | ✕ |
心電図 | ◎ | ✕ |
心拍センサー | 第3世代の 光学式心拍センサー | 第2世代の 光学式心拍センサー |
転倒検出 | ◎ | ◎ |
急速充電 | ◎ | ✕ |
U1チップ | ◎ | ✕ |
価格 | 48,800円〜 | 32,780円〜 |
大きな違いは常時表示。そして、健康系機能(心電図、血中酸素濃度)あたりしか違いがありません。チップも違いますが、SEに搭載されているS5というチップ(CPU)は、Series 5のものと同じでまだまだ現役で使える高性能チップです。
この違いをどう感じるかが検討のポイント。
ただ、Series 7で唯一無二なのはやはりディスプレイ周りのデザインです。画面が広くなり一気にトレンド感あるデザインになったのでかなり魅力的。
表示できるテキスト量や文字盤上の情報なども結構変わると思うので、うーん、やっぱり欲しいなあと個人的には思考がループしています。
というわけで、画面周りのデザインが魅力的に感じるなら7は買っていいモデルだと思います。もし急いでなければ一旦ステイして発売後のレビューなんかを参考にしてみてはどうかなという感じ。
より詳しいApple Watch選び方のポイントはこちらでも解説しています。
新型Apple Watch 7の新機能、価格、発売日などまとめ
以上、Apple Watch Series 7について現在判明している情報をざっとまとめました。
今年は主に画面大型化、耐久性向上をメインとするアップデートでした。
ガラッと見た目が変わったわけではないですが、一応本体デザインが変わるアップデートとしてはSeries 4以来となります。
しかしどうも今年はiPad mini 6が衝撃的な進化だったので話題をさらわれた感がありますね。
iPad mini 6についてはこちらで情報をまとめているのでもし気になっているようでしたら合わせてご覧ください。
今日は以上です。それではまた。
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