こんにちはオガワ(@misc_log)です。
2022年9月に3つのApple Watchが発売されました。Apple Watch Ultra、Apple Watch SE2、そしてApple Watch Series 8の3機種です。
その中から今日はApple Watch Series 8の話をしたいと思います。約半年を経てようやくレビューを書きました。
「Series 7と何が違うかわからん」という声が多かった気もするSeries 8ですが、実際のところほとんど7と一緒です。
僕は好きなので毎年Apple Watchを買ってますが、実際に両方使ってみて7との違いはさっぱりわかりません。
というわけで、正直Series 7から乗り換える必要性は低めです。ただそれは前モデルと変わらないというだけであって、Apple Watch Series 8が「ダメ」なわけではありません。
滑らかにラウンドした大きくて美しい画面。通知や決済、先進的な健康管理機能に至るまでさすがAppleデバイス。満足度高い使い心地です。
Series 7から無理して乗り換える意味は全くないと思いますが、Series 6以前からの買い替え、初めてのApple Watchにはとても良い選択肢になると思います。
というわけで、この記事ではSeries 7との違いを含めApple Watch Series 8について詳しく紹介します。
Apple Watch Ultraはこちらでレビューしています!
Apple Watch Series 8はこんなWatchだ!
Apple Watch Series 8は2022年9月に発売された8世代目のApple Watch。巷で言われているように7のマイナーアップデートモデルです。
Apple Watch Series 7との主な違いはこちら。
- チップがS7→S8になった
- 衝突事故検出機能を搭載した
- 皮膚温センサーを搭載した
- Bluetooth 5.0→5.3になった
機能的な違いはざっとこのくらいなんですがラインナップにも少し違いがあって、チタンがなくなってしまいました。ケース素材はアルミ・ステンレスの2種類。
チタンはApple Watch Ultraに採用されたので8からは退場させられてしまった様子。
選べる通信方式は従来と同様で、GPS・セルラーの2種類から。ただし、GPSモデルはアルミケースのみです。選び方に迷ったらこちらを参考に。
ケースサイズもこれまで通り2種類。41mmと45mmです。それぞれの価格がこちら。
41mm | 45mm | |
---|---|---|
GPS | 59,800円〜 | 64,800円〜 |
セルラー | 74,800円〜 | 79,800円〜 |
「毎年出してるから今年も出すために出しました感」はややするものの、やはり機能的にもデザイン的にも、多くの人におすすめできるのはナンバリングモデルであるこのSeries 8かなと思います。
Apple Watch Series 8の外観
ではまず外観やデザインから紹介していきます。
いつもの箱に入って到着したApple Watch Series 8。
中には本体とバンド。
開封したApple Watch本体。今回僕はアルミ×小さい方のケース×スターライト+バンドもスターライトという組み合わせで購入しました。
もちろん専用のマグネット充電器も付属しています。高速充電に対応したタイプです。ただ、充電アダプタは付属しないのでご注意ください。
限りなくフチを削ぎ落として限界ギリギリまで画面になっているのが特徴的。
側面にデジタルクラウンとサイドボタン。
背面は各種センサーが備えられてます。
フォルムの美しさもさることながら、スターライトの柔らかくてとろけるような色合いがめちゃくちゃ素敵です。
機能もそうなんですが、やはりこの見た目の美しさ、洗練さがApple Watchの大きな魅力のひとつですね。
Apple Watch Series 8でできること&使用感
Series 8の新機能を含め、簡単にApple Watchでできることをおさらいします。
Apple Watchが得意なこと
Apple Watchが得意なことは主に5つ。
- 通知管理
- コントローラー
- 決済
- 健康管理
- 簡単バンド交換
まずは通知管理。メールやSlackなどの通知からニュースアプリの通知まで、iPhoneをポケットやかばんから出さなくてもApple Watch上で知ることができます。
さらに音楽再生や音量操作などのコントローラーにも使えます。
また、コントローラーという意味ではSwitchBotなどのスマートホーム系の制御もApple Watchから行えます。部屋の照明を制御したり、帰宅前にエアコンをつけておいたり、僕はそんな使い方をしています。
そしてSuicaやPASMO、IDにQUICPay、PayPayなどの電子決済もApple Watchで。これはもはや生活の一部。
そして、睡眠トラッキングや心拍数計測などを始めとした健康管理。腕につけているだけで勝手にヘルスデータを計測してくれます。
この健康管理機能には、「本当の意味で助けられた」という事例が国内外問わず複数あります。僕がすごいと思った事例を紹介している記事を載せておきます。
加えて、Apple Watch Series 8では衝突事故検出ができるようになりました。車を運転中などに強い衝撃が加わると勝手に通報してくれる、もしものときの機能。
さらに、女性向け機能として月経周期を推定できる皮膚温センサーもSeries 8から搭載されました。
そしてさらに、簡単にバンドを交換することができるのでファッションアイテムとしても活躍します。
さすが世界一売れているスマートウォッチ。純正、サードパーティ含め、販売されているバンドの数が半端じゃありません。そんなところもApple Watchの優れたポイントです。
S7とは変わらないが満足できる使用感
実際使ってみてどうなのかというと、繰り返しですがSeries 7との違いは全くわかりません。
チップがS7→S8に変わっていると紹介しましたが、実はCPUだけ言えばS7とS8は全く同じものが採用されていることが明らかになってます。
チップというのはCPU単体を指しているのではなく、その他もろもろの処理回路を含めたモノの総称です。なので、もしかしたらCPU以外は変わっている可能性があり、それによって多少なりとも処理性能が向上しているのかもしれません。
ただ、僕には全くわかりません。
チップはひとつ進んでいるのに処理性能が変わってない・・と考えるとなんか損したような気もしますが、そうは言っても性能的には十分です。サクサク動くし、もっさりしてストレスを感じることは全くありません。
また、Apple Watchはバッテリー持ちが弱点と言われることが多いですが、新しいWatch OS 9から低電力モードが使えるようになりバッテリーが最大で従来の約2倍の36時間程度持つようになりました。
常時表示機能とかが強制OFFになっちゃうので個人的にはちょっと微妙なんですが、電池持ちを優先させるという選択肢が生まれた点は良いところ。
というわけで、日常使いではSeries 7と大きな違いは感じないものの、美しいフォルム・デザイン、サクサク動く性能などなど、多くの人にとって満足できるWatchになっていると思います。
Apple Watch Series 8はどんな人におすすめ?
というわけで、Apple Watch Series 8はSereis 6以前からの乗り換え&初めて購入する人におすすめかなと思います。
6以前のモデルからすると進化点が非常に多いため見た目も含めグッと違いを体感できると思います。
他の現行モデルとしてApple Watch UltraやSE 2もありますが、やはり機能的にも価格的にもスタンダードなモデルなのはナンバリングシリーズ。Apple Watchが初購入の人は特に、まずはSeries 8を検討してみるのがベターかなと思います。
ちなみに、Apple Watch SE2には常時表示がないため常時表示が欲しい人にもおすすめです。
Apple Watch Series 8レビューまとめ
以上、Apple Watch Series 8をレビューしました。
腕時計タイプの小型デバイスということもあり、機能的な意味では以前ほど進化にスピード感はなくなっていると正直思います。とはいえ、それだけ成熟してきているということでもあります。
Apple Watchが気になっている人や過去モデルからそろそろ買い替えたいな〜と思っている人はひチェックしてみてください。
今日は以上です。それではまた。
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