こんにちはオガワ(@misc_log)です。
以前から発売が予告されていたMagSafeに対応したiPhone 12シリーズ用レザースリーブがようやく販売になりました。
出るということは事前に発表があったものの、一体何ができ、どう使うかの情報が少なかったので気になっていた人もいるんじゃないでしょうか。
実際に購入して使ってみたわけですが、ひとことで言うと結構微妙です。ほんとに純正?とさえ思います。
雰囲気はとてもいい、専用表示もいい、それ以外は微妙なところしか見つかりませんでした。
ということで、iPhone 12シリーズ用レザースリーブをレビューします。
iPhone 12シリーズ用レザースリーブの特徴
MagSafeに対応した純正アクセサリーはiPhoneケースやレザーウォレットなどがすでに販売されており、続いて発売されたのがこのレザースリーブ。
![iPhone 12シリーズ用レザースリーブ](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC06980.jpg)
ざっと特徴をあげるとこちら。
- 雰囲気ある上質なレザー
- 入れたままMagSafe充電できる
- 専用表示があるのでテンション上がる
カラー展開 | ブルー、ピンク、ブラウン、レッド |
対応デバイス | iPhone 12 / mini、iPhone 12 Pro / Max |
価格 | 16,280円(税込) |
手帳型の純正ケースはこれまでもありましたが、iPhone用のスリーブケースは初めて?じゃないでしょうか。
![iPhone 12シリーズ用レザースリーブ は雰囲気がとても良い](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC07109.jpg)
iPhoneがおさまったときの雰囲気はとても良いです。
しかし、レザースリーブに入れたままできることは、時刻がわかる、充電ができる、雰囲気あるなって思うの3つ以外にはありません。
スリーブからiPhoneを出さなければ多くのことができないため、雰囲気を味わうことにフルベットしたアイテムと言えます。
そのあたりを踏まえてご検討ください。
iPhone 12シリーズ用レザースリーブ レビュー
まず付属品や外観から紹介します。
付属品と外観
僕が購入したのはiPhone 12 / 12 Pro用。iPhoneケースと同じタイプの箱に入って到着。
![iPhone 12シリーズ用レザースリーブ の外箱](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC06954.jpg)
中をあけるとスリーブケース。
![iPhone 12シリーズ用レザースリーブ](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC06924-2.jpg)
スリーブケースを取り出すと下にはストラップが同梱されてます。
![ストラップが同梱される](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC06937.jpg)
ストラップはレザースリーブの下部につけることができるようになっているんですが、このストラップがなんかペラペラ・・。
![ストラップがペラペラでチープ](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC06945.jpg)
スリーブの中には厚紙が入っているので、使う前に出しておきます。
![紙を出しておく](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC06947.jpg)
あとは、いくつか紙類が入ってますが、付属品としては以上。
外観・デザイン
こちらがiPhoneを入れる前のレザースリーブ。
![iPhone 12シリーズ用レザースリーブ の外観・デザイン](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC06957.jpg)
この形状に好みはあると思いますが、レザーの質感や風合いはさすがApple純正。安っぽさが全くない。
窓から覗いた部分を見るとわかりますが、マイクロファイバーでiPhoneを傷つけないようになっています。
![iPhone 12シリーズ用レザースリーブ の内部はマイクロファイバー](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC06955.jpg)
このあたりは純正のレザーケースと同じ仕様ですね。
そして裏側。
![iPhone 12シリーズ用レザースリーブ の裏側](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC06967.jpg)
まず目に飛び込んでくるのは左上の膨らみ。これはカメラユニットをおさめるために必要なもの。
それはわかるんですけどね・・。どうも気になりますよねこの膨らみ。
![iPhone 12シリーズ用レザースリーブ の背面には膨らみ](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC07054.jpg)
純正アイテムですからもちろんリンゴマークがあって、普通はこれを見るとテンション上がるんですが、この膨らみとは対象的に気分は膨らまない。
![リンゴマーク](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC06968.jpg)
もちろん、この膨らみによって水平に置くとガタつきます。
![](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC07009.jpg)
そして、下部に穴が開けられており、ここに先程のストラップを通せるようになってます。
![ペラペラするストラップ](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC06970.jpg)
横から見るとこんな感じ。まあ特別厚いとも思いませんが、薄いとも思わないレベル。ちなみにこれはiPhone入れてません。
![iPhone 12シリーズ用レザースリーブ を横から](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC06974.jpg)
そして、買ってから気づいたんですが、内部にカードが入るにようになってました。
![iPhone 12シリーズ用レザースリーブ にはカードが一枚だけ入る](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC07085.jpg)
ところが、1枚入れただけでカードの膨らみがめちゃくちゃ気になります。後ろならまだいいんですけど正面ですからねこれ。
![カード1枚なのに膨らみが](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC07087.jpg)
いや、あると嬉しいんですけど、1枚なら膨らみがわからないようにはできなかったんでしょうか・・。
iPhoneの出し入れはそれなりに大変
結構タイトに作られているため、iPhoneの出し入れはそこそこの作業になります。
![iPhone 12シリーズ用レザースリーブ にiPhoneを入れる](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC06995.jpg)
入れるのは押すだけでスーッと入っていきますが、出すほうが力の入れ具合が難しくて少し手間取る感じ。
![出すほうが大変](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC07079.jpg)
こんな感じで両側を掴んで出すと良さそう。まあこの点は、スリーブケースならこんなもんかなという感じはします。
ちなみに、いくら薄型でもケースをつけていると多分入らないです。
薄さ0.65mmのPITAKA iPhone 12 Pro用AirCaseでも入りませんでした。
![ケースをつけていると入らない](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC07093.jpg)
そのため裸運用で使うものと思ったほうがいいですね。
専用表示はテンション上がる
MagSafe対応アクセサリのひとつであるこのレザースリーブにはNFCが備えられており、iPhoneを入れると専用表示が用意されてます。
例えば時計。背景がブルーになっているのはケースの色が反映されています。
![ケースカラーを背景にした時刻表示](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC07047.jpg)
そしてもちろんMagSafe充電ができ、充電中はレザースリーブの窓からバッテリー残量を確認できます。
![MagSafe充電も可能](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC07014.jpg)
▼MagSafe充電器にセットした瞬間の表示
![MagSafe充電したときの表示](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC07048.jpg)
▼充電中の表示
![充電中](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC07045.jpg)
他にも着信時や、MagSafe充電器から外した瞬間に専用表示があります。これはいいですね。特別感あります。
ちなみに、MagSafeではなくLightningで充電しても同じように専用表示になりますが、ストラップが邪魔でケーブル挿しづらいという罠があります。
![Lightningケーブルでも充電はできるが挿しづらい](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC07096.jpg)
通話はできない
このスリーブケースは、入れてしまうと通話ができません。
まあ、スリーブケースはサードパーティ製でも、そのほとんどが入れたまま通話はできないと思います。
ある意味「そういうもの」ではあるためしょうがないのもわかるんですが、いかにも通話できそうなんですよ。
![謎の穴](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC07049.jpg)
この穴は上部スピーカー用なんでしょうが、いかにも通話できそうなのに通話はできないんですよね。
時刻窓で着信表示もするけど電話は受けられないので、着信中は一刻も早くスリーブから出す事を求められます。
中に入っているのは裸のiPhoneですからね、焦って出そうとすると良いことないんでやめとく方が無難です。電話は掛け直しましょう。
AirPodsなら電話に対応できますが、普通に通話対応してほしかったですね。
ここまでやったらできるじゃんと思うんですけどね・・。
iPhone 12シリーズ用レザースリーブ レビューまとめ
ということで、注目のアイテム(?)iPhone 12シリーズ用レザースリーブをレビューしました。
レザーの質感や雰囲気はApple純正の高いクオリティを感じる製品だとは思います。
まあ、使い勝手や実用性を求めるなら、そもそもiPhoneにスリーブケースが必要なのか?という実に深遠な問いと向き合わなければなりません。
僕にその答えはわかりませんが、雰囲気重視で全然良いからもうちょっと何とかできなかったのかと思うところが多い製品でした。
まあ安ければある程度は我慢しますが、16,280円ですからね。厳し目に見たくもなります。
使用シーンとしてはやはり持ち運び時ですかね、あとはカフェでの作業時にMacの傍らに置いておくみたいな使い方はいいかもしれない。
![M1 MacBook Proとレザースリーブ](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/12/DSC07108.jpg)
たたずまいはとても良いんだけどな・・・。
高級感や落ち着いた雰囲気が好きな人、移動時だけとか限定的なシーンだけiPhoneを保護したい人にとっては価値があるかもしれません。
今日は以上です。それではまた。
![](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/11/magsafe_eye-300x158.jpg)
![](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/11/DSC05902-300x200.jpg)
![](https://misclog.jp/wp-content/uploads/2020/10/DSC04588-300x200.jpg)
コメント
コメント一覧 (2件)
時刻窓で着信表示もするけど電話は受けられないので、着信中は一刻も早くスリーブから出す事を求められます。
耳に当てたらセンサーが反応して自動的に受けられるとかじゃないんですよね?
現在のところ、AirPodsなどで応答する以外にはスリーブから出すしかないと思います。