こんにちは、Koh(@misc_log)です。
Apple Watch 7になってもバッテリー持ちの悪さは相変わらず。2日は持ちません。
キャッシュレス決済に依存している僕らにとってApple Watchは絶対にバッテリーを切らしてはいけないモノ。
というわけで、ずっと気になってたモバイルバッテリーを買ってみました。それがこの「iWALK Apple Watchモバイルバッテリーモバイルバッテリー」。
いろいろとApple Watch用モバイルバッテリーを試してきましたが「これめちゃくちゃいいんじゃないの!?」って思ってます。
Apple Watchのモバイルバッテリーを探している人はぜひ参考にしてみてください。
iWALK Apple Watchモバイルバッテリーの特徴
「iWALK」は中国のスマホ周辺機器メーカー。僕は初見だったんですがネット上だとそれなりに製品レビューなどが多く、使っているユーザーも多いよう。
そんなiWALKのiPhoneとApple Watchを同時充電できるモバイルバッテリー。
- iPhone 13 Proを約2回弱、Apple Watchは約20回充電できる容量
- パススルー充電対応
- Lightningケーブルを内蔵
- USB-Cによる入出力
- Lightningによる入力
結構いろいろすごいポイントがあって、まずLightningケーブルを内蔵しているため「コレだけ」を持ち歩けばiPhoneとApple Watchが充電できること。
加えて、USB-Cによる充電も可能。そのため実は3台のデバイスを同時に充電できます。
このUSB-Cポートは入出力に対応していてモバイルバッテリーそのものの充電もここからでOK。
さらに、Lightningポートも備えていてここからもモバイルバッテリーを充電できます。
Apple Watchユーザーであるなら基本的にiPhoneユーザーであることも確定してますから、身近には何かとLightningケーブルが転がってるじゃないですか。それで充電できます。
そしてパススルーにも対応しているため、モバイルバッテリーに充電ケーブル接続する→モバイルバッテリーにiPhoneとApple Watchをセット。これで朝起きたら全部フル充電されてます。
どうですか結構やばくないですか。割とApple Watchモバイルバッテリーの決定版なんじゃないかとさえ思ってます。
容量 | 9,000mAh |
Apple Watch出力 | 3W |
内蔵型Lightning | 10W |
USB-C出力 | 10W |
USB-C入力 | 10W |
Lightning入力 | 7.5W |
価格的には約5,000円くらいするんですが、9,000mAhの容量を持ちiPhoneのモバイルバッテリーも兼ねると考えるとまあそんなもの。
僕が試した限りだとApple Watch 7、Apple Watch SE、iPhone 12 Pro、iPhone 13 Proで使用できました。もちろん過去のiPhoneやApple Watchにも対応しています。
iWALK Apple Watchモバイルバッテリーの外観や付属品
簡単に外観や付属品を見て、その後、充電性能・速度について紹介します。
9,000mAhにしてはコンパクトな本体
「iWALK Apple Watchモバイルバッテリー」は9,000mAhとiPhone 13 Proを2回弱充電できる容量を持っているものの意外とコンパクト。大きめなワイヤレスイヤホンって感じですかね。
まあ今はもっと小さいのもありますが、このサイズ感なら運用はしやすいと思います。
ただ重さはちゃんとモバイルバッテリー。約193g。iPhone1台分くらいはあります。
カラーは白と黒の2種類あり、今回僕は黒を選択。サラサラした質感のマットブラックで見た目もカッコいいです。
本体正面にApple Watchを充電するエリア。
正面下にはインジケーター。バッテリー残量を3段階で表すようです。
背面には内蔵型のLightningケーブル。
両側面には入出力端子。片方がUSB-C、片方がLightningになってます。
下部に電源ボタンがあって、何かを充電するときはこれを押さないと充電開始しない仕組みになってます。
付属品はUSB-A to USB-Cケーブル。これは恐らくモバイルバッテリー本体の充電用でしょうか。
もっと期待してなかったんですが、割と外観がおしゃれでいい感じ。質感もよくて安っぽい感じはありませんね。
iWALK Apple Watchモバイルバッテリーの充電性能
では次にそれぞれのデバイスの充電性能や速度を紹介します。
iPhoneとApple Watchの充電速度
iPhone 13 ProとApple Watch SEをバッテリー0%から同時充電してみました。その結果がこちら。
iPhone | Apple Watch | |
---|---|---|
0% | 0 | |
10分 | 12% | 14% |
20分 | 22% | 23% |
30分 | 33% | 31% |
1時間 | 70% | 58% |
1時間30分 | 91% | 86% |
2時間 | 97% | 99% |
2時間3分 | – | 100% |
2時間25分 | 100% | – |
結果としてはかなりいいです。iPhoneは仕様では出力10Wですがそれにしては速いですね。急速充電だと30分で50%にできるのでそれよりは遅めという感じです。
iPhoneの急速充電について詳しく知りたい人はこちらも参考に。
Apple Watchに関しては純正充電器での充電よりわずかに遅いくらいでしょうか。でもこれだけ出ればiPhoneもApple Watchも十分実用的。
モバイルバッテリーの残量に関してはiPhoneが100%になった時点でインジケーター的には残り2個。意外と持つなって印象ですが、多分これは1個に近い2個だと思います。
ちなみに、Apple Watchを充電する際は寝かせる方が安定します。バンドによってはこのように縦置き充電も可能ですが、どうも斜めになっちゃって見た目があまりよろしくないですね。
純正充電器の磁力よりは多少弱い気がしますが、実用上は特に問題ないと思いました。
USB-Cは約10W程度
USB-Cポートの出力も測ってみましたが仕様通り10W出てました。
これだけの出力があればAirPodsなどの小型デバイスはもちろん、スマホでも余裕で充電できます。
パススルーでモバイルバッテリーの充電も効率的に
10,000mAhのモバイルバッテリーだと充電に4時間近くはどうしてもかかります。
ただ、本機はパススルーに対応しているため、モバイルバッテリーとデバイスを同時充電可能。効率的にバッテリーを回復させられます。
それぞれを別々に管理する必要がないため、寝る前に全部セットしておけば朝には全てがフル充電なんて運用も可能です。
iWALK Apple Watchモバイルバッテリーの残念なところ
見た目も性能も相当良いモバイルバッテリーですが、弱点はMFI認証がないところ。
MFIがないと、iOSやWatchOSのアップデートでモバイルバッテリーが使えなくなるといったリスクがあります。
まあそういった製品は別に珍しくはないのですがリスクがあることは把握しておくほうが良いですね。
一応、この製品もう1年半くらい販売しているのでその間のアップデートでは問題なかったようではあります。
なお、こちらでMFI認証付きApple Watch用モバイルバッテリーも紹介しています。合わせてチェックしてみてください。
iWALK Apple Watchモバイルバッテリーレビューまとめ
以上、iWALK Apple Watchモバイルバッテリーをレビューしました。
正直言って全然期待してなかったんですが、かなり良かったです。旅行のときにかばんに入れておこうと思います。
Apple Watch用モバイルバッテリーを探している人にはかなり良い選択肢になると思うのでぜひチェックしてみてください。
今日は以上です。それではまた。
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