こんにちはオガワ(@misc_log)です。
iPhoneのワイヤレス充電器といえばAirPodsやApple Watchと同時充電できる2 in 1、あるいは、3 in 1タイプの存在感が大きめ。
でも、「iPhoneさえ充電できれば良いんだけどな・・」って人も多いですよね?
そんなときに候補になるのがこのNOMADのBase Station Stand。

MagSafeではなく、いわゆる一般的なQiワイヤレス充電器なのでiPhone 8以降であれば使え、約7.5Wで充電することができます。
まあ正直言ってめちゃくちゃ高性能な何かを持っているかといえばそんなことはないんですが、アルミとレザーで作られたこの無機質でシンプルなデザインは他にない美しさ。

様々なワイヤレス充電器を使ってきましたが、この見た目の良さはトップクラスですね。高級感ありまくりです。
というわけで、この記事ではNOMAD Base Station Standの特徴や使用感など詳しくレビューしますので、デザインにこだわりのある人はぜひ参考にしてください。
NOMAD Base Station Standの外観・付属品
こちらがBase Station Standの外箱。いつものNOMADの箱に入ってやってきます。

中には充電器本体、2メートルのUSB-C to USB-Aケーブル、18WのUSB-Aアダプタ。

あとは、海外用の電源プラグが入ってますが日本国内で使う分には必要ありません。

このマットブラックで飾り気のない恐ろしいほどシンプルな物体が充電器本体。


充電部は肉厚なパッドの上にレザーが貼られており尋常じゃない高級感を漂わせています。

iPhoneを乗せるところにはラバーのバンパーが備えられており、デバイスをガッチリと固定します。

前面に下部には控えめなLED。デバイス充電時にはここが点灯して正常充電を教えてくれます。

背面にはUSB-Cポート。

底面にロゴや仕様表示。そして滑り止めのラバー。

このように非常に美しい外観を持っており、パーフェクトな見た目と言っても過言ではないくらい個人的にはぶっ刺さったデザインです。
NOMAD Base Station Standの使用感を紹介していく
ではここから、使用感や良いところ・悪いところを紹介していきます。
充電性能はごく一般的なワイヤレス充電器
本体は最大10W出力ではあるものの、iPhone側の制約によりiPhoneの場合は最大7.5Wになります。

具体的な充電速度は、バッテリー0%のiPhone 13 Proを30分充電して18%くらい回復するという感じ。MagSafeの半分強くらいのパワーですね。
Base Station | MagSafe | |
---|---|---|
30分 | 0%→18% | 0%→34% |
有線やMagSafeに比べると速度は遅くなりますが、Qiワイヤレス充電器としては最大性能を持ってます。
横向き充電も可能
このNOMAD Base Station Standはワイヤレス充電コイルが3つ内蔵されてるため、iPhoneを縦向き以外にも横向き充電も可能です。

また、ワンデバイス充電器ではありますが、なにもスマホ専用というわけではありません。AirPodsやAirPods Proも充電可能です。

このように柔軟なスタイルでの充電が可能です。
18Wアダプタが付属してくる
最大出力を出すためには18W以上のアダプタが必要ですが、この「NOMAD Base Station Stand」は18Wアダプタが付属しています。


実はこれって結構珍しくて、国内で販売しているワイヤレス充電器はこのアダプタが付属していません。買っていきなり使い始められるのは優れたポイントです。
ちなみに、アダプタは18W以上であれば何でもいいので付属のものじゃなくてももちろんOKです。
また、2mのケーブルが付属しているのも見逃せないポイント。長めのケーブルなので設置位置に自由がききます。しかもこのケーブル編み込みタイプでカッコいい。このあたりにもひしひしとNOMADクオリティを感じますね。

やはりこの美しさが一番のポイント
以上の通り、Qiワイヤレス充電器としては最大限の性能を持っているわけですが、まあそうは言っても「他にない」というわけではありません。
この充電器最大の優れたポイントはやはりこのデザインでしょう。これは唯一無二の美しさ。

まるで芸術作品のような形状と質感。どこに置いても絵になる美しさ。そのへんのプラスチッキーな充電器とは比べ物にならない質感を持ってます。

僕もこの見た目にヤラれた口ですが、デザインにこだわるあなたにもきっと満足してもらえる一台になると思います。
iPhone 13 & 14では注意点も
最後に少し気になるところを共有します。
このワイヤレス充電器、登場がiPhone 12くらいのときだったと思うのですが、そこからiPhoneは進化を続け、カメラが巨大化しています。
そのため、iPhone 13 Pro、iPhone 14 Proだとカメラが充電器本体と一部干渉します。

少し浮いているのがわかるでしょうか。iPhone 14 Proでカメラがさらに大きくなったためより顕著に干渉します。

横から見るとこのような感じで少し浮いている感じになります。
一応この状態でも充電は可能なのですが、まあ見た目がちょっと残念ではあります。気になる方はご注意ください。
NOMAD Base Station Standレビューまとめ
以上、NOMAD Base Station Standをレビューしました。
NOMAD製品×海外サイトから購入(約100ドル + 送料)ということで安くはないのですが、そもそもNOMAD製品は安さより性能や見た目重視のブランドです。
通知が見やすい縦型がやっぱり好き!という人や、デザイン性の高いiPhone充電器が欲しい人はぜひチェックしてみてください。
今日は以上です。それではまた。



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