こんにちはオガワ(@misc_log)です。
Appleにとって新しいカテゴリーであるAirTag(エアタグ)。使っている人もちらほらと見かけるようになってきました。
AirTagは日常的にありがたみを感じるようなものではなく、なんなら動作しないほうがよいという特殊なアイテム。個人的にはお守りみたいな感覚で持ち歩いてます。
もしものときに頼れるAirTagですが、形状的にそのままでは使いづらいもの。日常使用においては基本的にケース的なものが必要です。
というわけで、この記事ではこんな内容について書いてます。
- AirTagケースの選び方
- おすすめAirTagケース
Amazonなんかを見ると凄まじい数のケースが並んでおり、どれを買えばいいのか全くわからないじゃないですか。
全部はもちろん試せませんが、僕が使った中からおすすめアイテムとその使用感をまとめました。
ケース選びの参考にしていただけると幸いです。
AirTagケースの選び方
僕はAirTagを発売日に買ってからずっと使ってますが様々なケースを試してきました。その経験をもとにAirTagケースの選び方を簡単に紹介します。
すぐにおすすめケースを見たい人はこちらからスキップできます。
機能性8割、見た目2割で選ぶのが幸福度高い
ケースの役割といえば「デバイスの保護」と考えがちですがAirTagに関してはちょっと違います。
カギやバッグなど、AirTagを何につけたいか?どんな使い方をしたいか?が重要。AirTag自体の保護はその次です。
例えばカギにつけたい場合、下記画像のようなキーリングがついたケースが有力候補ですが、これ、一度つけると外すのが死ぬほど面倒です。
まあカギであれば頻繁に外すことはないと思うのでそんなに問題にならないはずです。
一方でかばんやリュックだとちょっと話は変わります。例えば、数種類のかばんを使いまわしたい場合やAirTagをつける位置を頻繁に変えたいという場合もありますよね。
そういったときにはカラビナやループタイプなどが便利。カラビナはつけ外しが簡単で、ループタイプはバッグの取っ手などにも装着できます。
どんなところにつけるのか、つけ外しは頻繁かそうじゃないか・・などなど、ざっくり使い方をイメージすると選びやすいです。
カラビナ系 | 最も手軽に付け外し可能。ただし意図しないときに外れる可能性あり。 |
ループ系 | 取付箇所をあまり選ばない。ぶら下がるような感じなる。 |
リング系 | 付け外しが超めんどくさい。しかし一度付けたらほぼ外れない。 |
次に、ケースの素材。レザー、合皮、シリコンなどいろいろありますが、タウンユースが多いならレザー、アウトドアなどハードな環境で使うならシリコンやTPU系などの方が好ましい。
レザー系 | おしゃれでカッコいい。水やハードな環境に弱い。 |
シリコン系 | 気兼ねなく使える。水にも強い。レザーのような高級感はない。 |
TPU系 | 衝撃に強くハードなシーンで使いやすい。しかし見た目はややいかつくなる。 |
というわけで、iPhoneケースなんかとはちょっと選び方が異なります。
「見た目がカッコいいから」だけで選ぶと、思っていた使い方ができない・・ってことになるので、まずは機能性を重視して、その後見た目を考えて選ぶほうが失敗が少ないです。ちなみに僕はさんざん失敗しました。
というわけで前置きが長くなりましたが、こういった選び方を踏まえながらおすすめAirTagケースを紹介します。
AirTagにおすすめのケースはこれだ!
では、ここから実際に僕が試したケースの使用感を含めて紹介します。まず最初に一覧でどうぞ。
アイテム | 製品画像 | 素材 | 装着タイプ | 用途 | 商品リンク |
---|---|---|---|---|---|
Apple Leather Key Ring | レザー | リング | カギ、取り外ししないもの | Amazon | |
drip AirTag用レザーケース | レザー | ループ(ストラップ) | バッグやリュックなど | 公式サイト | |
NOMAD Leather Loop | レザー | リング | カギ、取り外ししないもの | 公式サイト | |
合皮のAirTagケース | レザー | リング | カギ、取り外ししないもの | Amazon | |
Apple AirTagループ | ポリウレタン | ループ | バッグやリュックなど | Amazon | |
SUPTMAX AirTagケース | シリコン | ループ | バッグやリュックなど | Amazon | |
AMOVO AirTagケース | シリコン | カラビナ | 頻繁に取り外したり位置調整するもの | Amazon | |
Caseology ヴォールト | TPU | カラビナ | 頻繁に取り外したり位置調整するもの | Amazon | |
Caseology ナノポップ | TPU | カラビナ | 頻繁に取り外したり位置調整するもの | Amazon |
Apple Leather Key Ring(レザー系×リング)
AppleデバイスのケースはAppleで!と考える人も多いはず。このApple Leather Key Ringは高級感にあふれ所有欲をガッツリ満たしてくれる純正ケース。
上質なヨーロピアンレザーが使われ質感も雰囲気もトップクラス。しかし価格もトップクラス。4,500円しますこれ。
ステッチの縫い目やフチの仕上げなど、細かいところまでしっかり作られてます。
リングまで高級感を感じます。
もちろんかなり良い、良いんですが・・、そもそもそんなにレザーの面積が大きいモノじゃないので、何というかこう良さを感じづらいみたいなところがある気がします。
これなら合皮のやつでもいいかな?的なことを思ってしまう感は否めない。
まあとはいえ、そこはやはり純正。品質の高さは抜群だし、「持っていること」自体に満足するのもApple製品の楽しみ方。
やはり純正が安心だよねという人におすすめ。あと、カラバリが豊富なので色を楽しめます。
おすすめ用途 | カギ、リュックやバッグの金具、頻繁に付け外ししないもの。 |
素材 | レザー |
装着 | リング(2重カン) |
カラー | 全8色展開 |
価格 | 約4,500円 |
drip AirTag用レザーケース(レザー×ループ)
質の高いレザー製品を多く販売するdripのAirTagケース。彼らの作るものはどれも超絶おしゃれ。見ているだけでニヤニヤします。
ループというよりストラップタイプですが使用方法はループとほぼ同じ。レザーストラップをカバンやリュックのどこかに括り付けて使います。
時間をかけてオイルを染み込ませた熟成レザーが使用され、他のレザーにはない味わいを感じさせてくれます。
また、「しずく型」をしたこのケースは存在感が大きく、ケース自体が見せるアイテムとして活躍してくれる貴重な存在。
そして、革のストラップがまたおしゃれ。裏側もおしゃれ。もう全部がおしゃれで残すところがないです。
AirTag、そして、ケースまでを含めて「ひとつのアクセサリー」として使えるAirTagケースです。レザーの存在感をしっかり感じたい人におすすめ。
おすすめ用途 | バッグやリュックなど括り付けて使えるもの。水濡れに注意。 |
素材 | レザー |
装着 | ストラップ |
カラバリ | ブラック、モカ、アメリカーノ |
価格 | 約2,400円 |
NOMAD Leather Loop(レザー系×リング)
Apple周りのカッコいいアクセサリーブランドといえばNOMAD。そのNOMADから販売されているLeather Loop For AirTag。
独特な形状をしておりAirTagを挟み込んで粘着シートで貼り付けて使用します。
AirTagの周囲をケースが覆わないためとてもミニマルで存在感が小さいのが特徴的。
まあその代わりAirTagの周囲はむき出しですが、このデザインはめちゃくちゃカッコいいなと思いました。
海外サイトからの購入なのでちょっと腰を上げづらいですが、人とかぶりづらいデザインとこのミニマルさは重い腰を持ち上げる価値のある存在。
おすすめ用途 | カギ、バッグやリュックの金具、頻繁に付け外ししないもの。 |
素材 | レザー |
装着 | リング(2重カン) |
カラー | ブラック、ブラック、ナチュラル |
価格 | 約3,000円 |
こちらで詳細にレビューしてます。
めちゃくちゃ安い合皮 AirTagケース(レザー系×リング)
レザー系最後に紹介するのがこちら。Amazonで購入できるAirTagケースの中でもトップクラスに安いアイテム。これなんと500円くらいで買えます。
もちろん合皮です。合皮ではありますがどうですかこの見た目。悪くないと思いませんか?
そりゃ細かい部分で価格なりだなと感じる部分もありますが、いやいやそうはいっても数百円ですからねこれ。全然これでいいじゃんと思えるクオリティ。
僕はこれを駐車場のカギにつけて半年くらい使ってますが全然問題ないですね。しっかりしてます。
ただですね、Amazonの商品ページには「カラビナ付き」と書いてあるんですが、僕が買ったものはいわゆるリング(二重カン)になってます。
なんかそういった微妙にアレなとこはあります。しかし価格に対するリターン、つまりコスパだとこれが一番いいかもしれないとさえ思います。
おすすめ用途 | カギ、バッグやリュックの金具、頻繁に付け外ししないもの。 |
素材 | PU(合皮) |
装着 | リング(2重カン)※多分 |
カラバリ | 不明(多分2色) |
価格 | 約500円 |
Apple AirTagループ(シリコン系×ループ)
Apple純正のループAirTagケース。シリコン系で括っちゃいましたがポリウレタンです。
軽くて丈夫なのが特徴。水にもある程度強く雨に濡れるくらいなら大丈夫でした。
ループ系はかばんやリュックと相性いいですね。取付箇所を選ばないのでフレキシブル。
ただ個人的には、純正の割になんか質感が微妙だなと思わなくもないんですよね。ペラペラで若干の安っぽさを感じると言うか。
もちろん使用感は悪くないんですが、Apple純正、約4,000円ってことを考えるともう少し期待していたのが正直なところ。
ただまあそこはやはり純正。「Apple純正を持っている」という気持ちを買う意味では良いかなと思います。
おすすめ用途 | バッグやリュックなど括り付けて使えるもの。 |
素材 | レザー |
装着 | ループ |
カラバリ | 6色 |
価格 | 約3,800円 |
SUPTMAX AirTagケース(シリコン系×ループ)
こちらははシリコン系のループタイプ。Amazonで数百円で売ってるシリーズです。
基本的に見たままなのですがこれが悪くない。ゴテゴテしないシンプルなデザインでかばんやリュックにも合わせやすい。
なんだろう、ちゃんと機能するしダサくもないし悪いところがないんですよね。どこかがめちゃくちゃ良いってこともないんですけど悪いところもない。
とりあえずループタイプのAirTagケースが欲しいなら純正よりこれでいいんじゃないとさえ・・。
おすすめ用途 | バッグやリュックなど括り付けて使えるもの。 |
素材 | シリコン |
装着 | ループ |
カラバリ | 全4色 |
価格 | 約700円 |
AMOVO AirTagケース(シリコン系×カラビナリング)
シンプルなシリコン製のAirTagケース。こちらも数百円で売ってるシリーズ。
高級感のようなものはないですが、シンプルで普通に使いやすいケースです。
やっぱりこれもそうなんですが、ちゃんと使えるしシンプルだし悪いところがないんですよね。減点できない。
ちなみに、リングは二重カンではなく実はカラビナ。あちこち付け替えたいときに使いやすい。
サコッシュとかにサッとつけて出かけるとか、で帰ってきたら外すとか、そんなスタイルで僕は使ってます。カラビナは付け替えがホント楽。
シンプルなシリコン製で見たまま以上の何かはないんですが、千円払わずこれが買えるなら超コスパ良いと思いました。
おすすめ用途 | カギ、バッグやリュックの金具、頻繁に付け外ししないもの。 |
素材 | シリコン |
装着 | カラビナ |
カラバリ | 全4色 |
価格 | 約700円 |
Caseology ヴォールト & ナノポップ (TPU系×カラビナ)
最後はCaseologyのAirTagケース。ヴォールト、そしてナノポップという2タイプを紹介します。
ふたつともTPU系(プラスチック)で耐久性に優れておりハードな環境に強いタイプ。シリコンよりも固いため落下などの衝撃に備えることが可能。
両者の違いは、デザイン性にパラメーターを振ったのがヴォールトで、耐久性に振ったがナノポップという感じ。
ヴォールトの方はAirTagをはめ込んで使うタイプ。
ドッグタグを思わせるミリタリーライクなデザイン。マットな質感が落ち着いた雰囲気でカッコいい。
本皮のビジネスバックには合わないかもしれませんが、カジュアルなシーンにバッチリハマります。
一方のナノポップも使用シーンとしては同じカジュアル系がよく合いそう。
ナノポップはAirTagをケースにおさめるような形で使用するタイプなので片面しか露出せず耐久性が高いです。
そのためヴォールトよりAirTagの保護性能は上。
僕的にはヴォールトがデザイン的に好みですが、AirTagの保護を優先するならナノポップという感じでしょうか。
ヴォールトはブラック、ネイビ、グレーの3色展開でカラーも選べます。
おすすめ用途 | カギ、バッグやリュックの金具など。付け外し簡単。衝撃に強いのでアウトドアなどにも。 |
素材 | TPU |
装着 | カラビナ |
カラバリ | ヴォールト:全3色 ナノポップ:1色 |
価格 | ヴォールト:約1,600円 ナノポップ:約1,800円 |
ヴォールト
ナノポップ
ヴォールトの詳細レビューはこちら
ナノポップの詳細レビューはこちら
おすすめのAirTagケースまとめ
以上、僕が使ってきたAirTagケースの中からおすすめを紹介しました。
最後に紹介したものをまとめます。製品名をクリックすると紹介したところへジャンプします。
アイテム | 製品画像 | 素材 | 装着タイプ | 用途 | 商品リンク |
---|---|---|---|---|---|
Apple Leather Key Ring | レザー | リング | カギ、取り外ししないもの | Amazon | |
drip AirTag用レザーケース | レザー | ループ(ストラップ) | バッグやリュックなど | 公式サイト | |
NOMAD Leather Loop | レザー | リング | カギ、取り外ししないもの | 公式サイト | |
合皮のAirTagケース | レザー | リング | カギ、取り外ししないもの | Amazon | |
Apple AirTagループ | ポリウレタン | ループ | バッグやリュックなど | Amazon | |
SUPTMAX AirTagケース | シリコン | ループ | バッグやリュックなど | Amazon | |
AMOVO AirTagケース | シリコン | カラビナ | 頻繁に取り外したり位置調整するもの | Amazon | |
Caseology ヴォールト | TPU | カラビナ | 頻繁に取り外したり位置調整するもの | Amazon | |
Caseology ナノポップ | TPU | カラビナ | 頻繁に取り外したり位置調整するもの | Amazon |
結構いろいろ買って使ってきましたが、AirTagケースは安いやつでもそれなりに使えるという印象です。
たまたま当たりだった可能性もありますが、iPhoneケースやAirPodsケースなんかの極端に安いやつよりちゃんと使えるような気がするんですよね。サイズ的に小さいからというのもあるのかもしれません。
もちろん、本格的なレザーの風合いや雰囲気を楽しみたいとか、見た目にも妥協したくないという場合には、純正やそれなりの価格のものを買うのがおすすめです。
というわけで、もし気になったものがあればぜひチェックしてみてください。
今日は以上です。それではまた。
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