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【レビュー】Anker 3-in-1 クラシック USB-Cハブは必要最低限のポートを備えたコスパハブ

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こんにちはKoh(@misc_log)です。

Ankerから割と低価格なUSB-Cハブが発売されたので、MacBook Pro用に買ってみました。

MacBook Proを始め、USB-C端子しか持たないデバイスにはやはりハブが必要。

複数ポートを持った多機能なハブではないですが、最低限のポートを備え、価格は安めということで使いどころはありそうです。

ということで、「Anker 3-in-1 クラシック USB-Cハブ」をレビューします。

目次

Anker 3-in-1 クラシック USB-Cハブの特徴

Anker 3-in-1 クラシック USB-Cハブは最低限のポートを備えた控えめなハブです。

Anker 3-in-1 クラシック USB-Cハブ
Anker 3-in-1 クラシック USB-Cハブ

接続可能ポート

USB-A 3.01ポート
USB-C1ポート(PD対応)
HDMI1ポート
SDカード×
MicroSDカード×
有線LAN×

このように接続出来るポートは多くなく、SDカードなどは接続できません。

ただ、ハブとしてはとても低価格な約3,000円で購入できるコスパのいいアイテム。

ハブは高いので、「カードは入らなくてもいいし、HDMIが使えてUSB-Aも1つあれば十分」みたいな用途であれば、とても使いやすいハブだと思います。

外観やサイズ

外観はAnkerのモバイルバッテリーシリーズと同じデザイン。

Anker 3-in-1 クラシック USB-Cハブの外観やサイズ

アルミが使われた高級感満載な見た目ではないですが、Ankerのブラックはカッコいい。

各ポートはハブの両側に分かれて接続できるようになっており、全部接続すると下記画像のような感じになります。

Anker 3-in-1 クラシック USB-Cハブに接続

それぞれのポート配置は片側にUSB-A 3.0、もう片側にUSB-CとHDMIが配置されてます。

USB-A 3.0の左部分にはLEDランプがついており、ハブ利用時に光ることで動作確認が行える。

Anker 3-in-1 クラシック USB-CハブのUSB-A3.0 ポート
利用時にLEDランプが光る

もう片側には、HDMIとUSB-Cが。

Anker 3-in-1 クラシック USB-CハブのHDMIポートとUSB-Cポート

ボディの大きさの割にポートが少ないので、配置のされ方がとても贅沢。

悪く言えば「もっと小型化してよ」なんですが、良く言えばポートに接続した時の干渉が少ない。

コンパクトなハブで多ポートのものは、「干渉しちゃって挿せないじゃん」みたいなことが起こる場合がありますが、このハブはそんな問題は発生しないと思います。

サイズ感的には手のひらギリかなというサイズ。

Anker 3-in-1 クラシック USB-Cハブはギリギリ手のひらサイズ
なんとか手のひらサイズ

僕は謎にUSB-Cハブをたくさん持っているのですが、取り急ぎ手元にあったハブとサイズ比較してみました。

ハブのサイズ比較

並べているのは左から、

  • Anker 3-in-1 クラシック USB-Cハブ
  • Satechi V2 マルチ USB-Cハブ
  • RayCue USB-Cハブ

Satechiのハブは8ポートあってこのサイズですが、「Anker 3-in-1 クラシック USB-Cハブ」は3ポートで一回り小さいくらいなので、やはり大きいという感想は否めない。

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各ポート

HDMIポートは4K30Hzに対応。

Anker 3-in-1 クラシック USB-CハブにHDMIを接続

LGの4Kディスプレイに接続して使ってますが動作に不安なところはないです。

ただ、4Kディスプレイに接続する時はハブを介さずThunderboltポートで接続すれば60Hzで表示できるのでその方がいいかと。

USB-A 3.0ポートに関してもiPhoneの充電やUSBメモリからのデータ転送など、正常に動作します。

Anker 3-in-1 クラシック USB-Cハブ

最後にUSB-Cポートですが、このポートには注意点があるので詳しく書きます。

このハブのUSB-Cポートは60WのPDに対応していますが、接続した電力から9Wをハブそのものに使います。

MacBook Pro 13インチ付属充電器の出力は約60Wですが、9Wをハブに取られるので51Wで充電されることになり、充電までにかかる時間が少し長くなります。

実際にMacBook Pro 13インチを充電すると下記の通り。

ハブ経由で充電

Anker 3-in-1 クラシック USB-CハブのUSB-Cポートには注意が必要

約46Wで充電されてます。

MacBook Proに直挿し

Macに直挿しで充電

約52Wで充電されている。

この通り、やはり直接充電の方が電力値が高く、ハブを経由すると少し電力ダウンしているのがわかります。

まあ、そこまで気にしなくてもいいかなとは思いますけどね。

どうしても60Wでという場合は、MacBook Proデバイス側のUSB-Cポートに直接挿して充電すればよいかと。

プレミアム?クラシック?2種類ある

この記事で紹介しているハブは「Anker 3-in-1 クラシック USB-Cハブ」という名称ですが、Ankerから「Anker 3-in-1 プレミアム USB-Cハブ」という、名前のよく似た製品が販売されてます。

Anker 3-in-1 プレミアム USB-Cハブ
Anker

この2つ、スペックを見ていても外観以外に違いが全くわからないんですよね。ポートの数も仕様も一緒にしか見えない。

ということで、Ankerのサポートに確認しました。

すると、「外観及び一部材質が異なるものの、両製品に違いはない」とのこと。

もう一点、プレミアムには「トラベルポーチ」が付属しますが、クラシックには付属しない。

ただ、価格が違い、プレミアムと名が付くほうが全然高いので、外観素材の違いとトラベルポーチが付属しないことを許容できるなら、クラシックの方でいいんじゃないかと思います。

iPad Pro 2018は非対応?

Amazonの商品ページではiPad Pro 2018は非対応とハッキリ記載されているんですが、試したら普通に動作しました。

画像はPowerPointをHDMIでミラーリングしているところ。

Anker 3-in-1 クラシック USB-CハブとiPad Pro
普通に使えるけど・・。

これなぜ非対応と記載されているのかよくわかりませんが、アプリや環境によっては動かないのかもしれません。

なのでもしiPad Proでの利用を検討しているのであれば自己責任でお願いします。

ただ、1点注意すべき点は、やはりUSB-Cポートでの充電。

ハブ経由でiPad Proを充電

Anker 3-in-1 クラシック USB-CハブでiPad Proを充電

約9Wで充電。

iPad Proに直挿しで充電

iPad Pro直挿しで充電

約16Wで充電。

どちらもiPad Pro 2018 11インチに付属している18W充電器で充電しています。

前述の通り、ハブそのものに9W分が給電されるので電力が落ちるんですよね。

ここまで電力が小さくなるとちょっと厳しいと思うので、iPad Proで使う場合はサードパーティー製のもう少し高出力の充電器を使った方がいいと思います。

30W充電器でもあればそれでいいんじゃないですかね。

また、このハブはケーブルが長めなのでiPad Proにはちょうどいいです。

Anker 3-in-1 クラシック USB-Cハブはケーブルが長い
RayCue USB-Cハブとの比較

ケーブルが短いとiPad Proを立てた時にぶら下がる感じになっちゃうんですよね。

ぶら下がっちゃう

見た目的に結構残念な感じになっちゃうので、iPadではある程度長さがあったほうが使いやすい。

Anker 3-in-1 クラシック USB-Cハブレビューまとめ

ということで、注意点はあるものの「そんなにたくさんポートいらないんだよな」という場合に妥当なUSB-Cハブじゃないかなと思います。

  • 必要最低限のポートがある(HDMIとUSB-A)
  • Ankerという信頼性
  • 安い

良いところをまとめるとざっとこんな感じ。

USB-Cポートからの充電は9Wがハブに割かれる、ポート数の割に本体サイズがデカい、この2点を許容できれば選択肢としてはアリだと思います。

USB-Cハブは高いものが多いですからね。少しでも安くしたい方におすすめです。

気になった方はチェックしてみてください。

今日は以上です。それではまた。

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