こんにちはオガワ(@misc_log)です。
ロマンティックも小型化も止まらないUSB-C充電器ですが、Ankerからすごいの出ました。
指でつまんだコレ、なんと最大45Wに対応したUSB充電器。Ankerの独自技術で小型化し、おしゃれなデザインをまとって現れました。
iPad Pro 12.9インチ、MacBook Airあたりにちょうどいい出力を持っており、パワーを備えた持ち運びやすい小さい充電器を探している人に最適なアイテム。
というわけで、今最もホットなUSB充電器「Anker Nano II 45W」をレビューします。
Anker Nano II 45Wの特徴
「Anker Nano II 45W」はUSB-Cがひとつだけ接続できるUSB充電器。超小型、軽量、そしてプラグ折りたたみ式なのが優れた特徴。
出力 | 最大45W |
ポート | USB-C × 1 |
プラグ | 折りたたみ式 |
サイズ | 約35 x 38 x 41mm |
重さ | 約68g |
カラー | ブラック |
価格 | 約3,390円 |
鳴り物入りで登場したこの「Anker Nano II 45W」ですが、実はシリーズモノで、全3製品あります。
この記事で扱うのは真ん中の45W。それぞれの価格はこちら。
- 30W → 2,990円
- 45W → 3,390円
- 65W → 3,990円
Ankerの独自技術を詰め込んで実現させた小型充電器で、この小ささと軽さ、そして価格も他に比べて高くないため、これは人気シリーズになるでしょうね。単ポートならこれでいいよもう。
MacBook Pro 13インチにちょうどいい65Wタイプは別記事でレビューしています。気になった方は合わせてどうぞ。
最適なデバイスは?
45WはAppleデバイスだと使いみちがなさそうですが、実はiPad Pro 12.9インチの急速充電に最適。あと順当なところではMacBook Air。
iPad Pro 12.9インチの付属充電器は20Wですが、実は、本体側の上限は約40W程度です。(※Appleは公表してないので自分調べ)
20Wじゃ全然弱い、30Wでもまだ弱い、60W以上だとオーバースペックでした。そのため、45Wである「Anker Nano II 45W」を使えば、最大のパフォーマンスで充電可能。
詳しくはiPad Proの急速充電について書いた記事があるのでこちらをどうぞ。
また、MacBook Airの付属充電器は30Wですが、同様に本体側は40W程度に上限があるため最高のパフォーマンスが出せます。
MacBook Proでもパフォーマンスは落ちるものの充電は可能。ただ、Proの場合はあえてコレである必要はないですね。
7月には65Wで価格もそう変わらないタイプが発売予定だし、パフォーマンス落としてでも小ささを重視するなら30Wでもっと小さいのあるし。
MacBook Proの充電だけを目的にするのは微妙ですが、iPad Pro 12.9インチ、MacBook Airユーザーにはちょうどいいと思います。
あと、スマホにも最適という触れ込みですがそれはAndroidの話。iPhoneにはオーバースペックです。iPhoneならAnker PowerPort Ⅲ Nanoがいいです。性能も十分、かつ、こっちのほうが安くて小さい。
Anker Nano II 45Wのデザインやサイズ感
では、「Anker Nano II 45W」のデザインやサイズ感から紹介します。
まず見た目。なんかシュッとしてますよね。これまでのAnker製品とは異なるデザイン性。
Appleデバイスにマッチするので使うモチベーションも上がります。
商品スペック上はブラックですが、実際はダークグレーだと思います。そんな真っ黒じゃない。
ポート部分にアルミ調のバネルを付けており高級感も。どうでもいいんですけど、どことなくカオナシっぽくないですか。
そして、歓喜のプラグ折りたたみ式。このサイズ感でさらにプラグが折り畳める充電器はかなり貴重です。
ガジェットポーチの中でもおさまりいいし、他のものを傷つけたりしない。やっぱり折りたたみ式っていいですね。
サイズ感はゴルフボール・ピンポン玉
45Wとは思えないサイズ感。めちゃくちゃ小さい。だいたいゴルフボールやピンポン玉くらい。
iPad Proに付属している20Wと比較するとこんな感じ。
一見すると「Anker Nano II 45W」の方が小さいですが、厚みがあるので体積的には同じくらいってところでしょうか。出力は倍以上なのにだいたい同じサイズ感とはすごい。
次に、MacBook Airに付属している30Wと並べてみました。これはもう完全に「Anker Nano II 45W」の方が小さい。
電源タップに挿した際の存在感が盛大に違います。ちっさ。
3つそれぞれ並べるとこんな感じ。
ただ、付属系の充電器ってデカいので、正直比べても微妙といえば微妙。ほんとはサードパーティ製と比べるのがいいんですが、ワンポートの40Wクラスってあんまりないんですよね。
ざっくり言うと、45Wなのに30Wクラスくらいのサイズ感を持っているという感じでしょうか。
Anker Nano II 45Wの充電性能
では肝心の充電性能をチェックします。個人的に最適だと思う下記2デバイスで試しました。
- iPad Pro 12.9インチ
- MacBook Air
期待通りのパフォーマンスが得られたので、これなら日々のバッテリー管理が楽になると思います。
iPad Pro 12.9インチ
まずは、iPad Pro 12.9インチ。
だいたい35W前後で充電されてます。
このくらい出れば、約1時間で0% →60%強、2時間弱で0% → 100%にできます。ちなみに、付属の20Wだと0→100に3時間以上かかります。
11インチはともかく、12.9インチは付属充電器では圧倒的に弱いので、40Wクラスの充電器があるとバッテリー管理がとても楽になりますよ。
MacBook Air
次にMacBook Air。
良いときで42Wくらい出ててます。付属充電器の約1.3倍くらいなので爆速。
M1チップのMacBookはProよりAirを買った人が多いと思いますが、こんな小さい充電器で日々の急速充電運用ができるなんて超絶羨ましいです。
※僕はM1 MacBook Proを買った人
Anker Nano II 45Wレビューまとめ
Anker独自技術が採用された「Anker Nano II 45W」をレビューしました。
追いつけ追い越せを繰り広げるUSB充電器界隈ですが、ここにきてまたAnkerが頭ひとつ飛び抜けた感じですね。
- 超小型、軽量なのに45W
- iPad Pro、MacBook Airの急速充電にちょうどいい
- プラグ折りたたみ式
- 持ち運びしやすい
45Wまでのデバイスと合わせて使うなら今最もアツいワンポートUSB充電器だと思うので、もし気になったらチェックしてみてください。
今日は以上です。それではまた。
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