こんにちはオガワ(@misc_log)です。
iPhone 13、12シリーズを含めた3デバイスを充電できるスタンドで知名度高いアイテムと言えばこれ。
「Belkin BOOST↑CHARGE PRO 3-in-1 Wireless Charger with MagSafe」(長い)です。
iPhone 13、12シリーズ、Apple Watch、AirPodsの同時充電を可能にした、「Appleエコシステム」にいる人のためのワイヤレス充電器。
デザインが美しいことでも有名なアイテム。この記事ではそんな3-in-1充電スタンドの特徴や使用感をレビューします。
MagSafeスタンドを検討している人の参考になれば。
Belkin 3-in-1 Wireless Charger with MagSafeの特徴
Belkinの3-in-1は、iPhone 12シリーズの発表時にチラ見せされていたものですが、ようやく発売になりました。
MagSafe対応したiPhone 13、12シリーズと、Apple Watch、AirPodsの3デバイスを同時に充電できるのが大きな特徴。
- iPhone、Apple Watch、AirPodsの3デバイスを同時充電
- 「正式な」MagSafe対応製品(15W充電)
- インテリアにもなる優れたデザイン
3デバイス一気に充電できるため省スペース、かつ、ケーブルも本製品に対して1本で済むため、見た目もスッキリ。
また、本製品のMagSafeは15W(iPhone 12 miniは12W)で充電できる「ちゃんとしたMagSafe」であることも優れた特徴。
MagSafe対応、あるいはそれに準じたニュアンスで販売していても、マグネット機能と従来のワイヤレス充電にしか対応していない製品もあり、それでは最大7.5Wの出力しか出ません。
本製品はiPhone 12発売前からAppleとBelkinが連携して製造していたようなので、Appleが求める性能を正しく持ちあわせた製品です。
カラーはホワイトとブラックの2色。今回レビューするのはブラック。
税込16,159円と2度見するような価格ではありますがクオリティはさすがBelkin。Apple Storeに並ぶだけのものはあります。
もし、Apple Watchの充電はできなくても良いんだけど・・という人向けには2-in-1タイプもあります。iPhoneとAirPodsだけでいいという人はこちらをどうぞ。
詳細レビューもしています。
Belkin 3-in-1 Wireless Charger with MagSafeの外観・デザイン
こちらが到着時の外箱。
組み立てではなく、製品がそのまんま入っているためそれを包み込む割りと大きなサイズで送られてきます。
付属品は本体、ACアダプタ、紙類。
本体は非常にシンプル。まあなんと言うか見たままです。iPhoneとApple Watchを装着するところ、そして台座がAirPods置き場。
3デバイス充電ということで、サイズは結構大きい。ざっくり高さも幅も15cmくらいってところでしょうか。
重量も約530gと結構ずっしりとした重さ。それだけにあちこち動かず安定して置くことができます。
また、個人的には残念なところなんですが、本製品はACアダプタが必要になります。
細長なのでタップは選ばず使えると思いますが、USB-Cケーブル + アダプタだったらベストでした。
ケーブルが台座の裏にキレイにおさまるようになっており、このあたりはさすがBelkinという作り。
ちなみにこの台座はシリコンぽい素材で作られており、ホコリを引き寄せます。そして黒だから目立つ。
ちょっと写真では伝わりづらいですが、白だともっと目立ないかもしれません。
全体を横から見るとこんな感じ。
もちろん好みはあるでしょうが、アート的というか、造形美を感じる作り。ラインがとても美しい。
このデザイン性は本製品の大きな特徴のひとつなので、ここを気に入ることができるかは重要なポイント。
Belkin 3-in-1 Wireless Charger with MagSafeの機能や使い勝手
では、次に性能や使い勝手について。
充電性能はどう?
本製品の注目すべき点はやはりMagSafeに対応しているところ。
というわけで、バッテリー0%のiPhone 12 miniを本製品と純正のMagSafe充電器で比較してみました。
時間 | Belkin(本製品) | MagSafe |
---|---|---|
スタート | 0% | 0% |
10分 | 12% | 10% |
20分 | 22% | 20% |
30分 | 30% | 28% |
1時間 | 53% | 50% |
結果としてはほとんど同じ。やはりちゃんとMagSafe対応しています。
この速度がどの程度かというと、ざっくり従来のQiワイヤレス充電の倍くらいです。やはり15W(12W)の効果は大きい。
Apple WatchやAirPodsに関しては付属充電器と同じ速度くらい。まあここは普通といえば普通。
3デバイスワイヤレス充電器は他にもありますが、MagSafe対応しているものは現時点では本製品だけ。これは大きなバリュー。
iPhoneは縦向きでも横向きでも
MagSafeの良いところは高出力であることもそうなんですが、マグネットで吸着するためズレや充電ミスがないのも優れたポイント。
しっかりと安定して充電でき、もちろん横向きにすることも可能。
ただ、iPhoneは横向きでFaceID認証できないので「ながら充電」するとき以外では縦にしておくことがおすすめ。
iPhoneのつけ外しも快適
iPhoneは置くというよりくっつける感じなので、近づければ勝手に貼り付いていきます。
もしかすると、上下の感覚だけ数回やらないと合わないかもしれませんがすぐ慣れます。
また、iPhoneを外す際も片側からはがすようにすることで充電台を動かさずに取り外しが行えます。
▲つけ外ししているシーンを動画にしているのでよければご覧ください。
つけ外しするたびに動いてしまうスタンド型充電器って死ぬほど使いづらいですからね。このあたりはさすがちゃんと考えられてます。
近づけるだけで充電し、出かけるときにはサッと外して持ち出せるため、ストレスないスマートな運用が可能。
Apple Watchはバンドの状態が少し気になる
Apple Watchも、つけ外し、充電ともに気になることはほとんどないでのですが、ひとつだけ、バンドによっては見た目がちょっとアレです。
例えばスポーツバンド。こんな感じでバンドがだらーんとしちゃいます。
レザーであってもなんかちょっと気になる感じ。
ということで、バンドは止めて充電するほうがおさまりは良いと思います。いちいちめんどくさいですけどね。
台座部分はAirPods以外も充電可能
台座の部分がQiでのワイヤレス充電に対応しており、AirPods、AirPods Proを置くだけで充電可能。
パッド型の平置きタイプは当たり判定がめんどくさいですが、これはちょうど置き場所が凹んでいるため気を使わず置くだけ。適当に置いても充電されます。
また、ここは普通のQiなので、他社製イヤホン、あるいは、iPhone 8以降など、ワイヤレス充電に対応しているデバイスであれば何でも充電できます。
速度はそんなに出ませんが、置いとけば充電されるのでサブ端末を充電したいとか、何かのときに活躍するはず。
Belkin 3-in-1 Wireless Charger with MagSafeレビューまとめ
ということで、BelkinのMagSafe対応3デバイスワイヤレス充電器をレビューしました。
iPhone 12シリーズ、Apple Watch、AirPods(あるいはAirPods Pro)の全てを持っている人向けという限定的なものではありますが、逆に全て持っている人にとっては最適な充電デバイスだと思います。
最後に良いところ残念なところをまとめます。
本製品はたしかに価格的には高いんですが、最近のワイヤレス充電器としては「なくはない」価格。
MagSafe対応、洗練されたデザイン、安心感のあるBelkin製などなど、価格は高いけどその価値はあるアイテムだと思うので、気になったらぜひチェックしてみてください。
今日は以上です。それではまた。
コメント