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オガワコウ
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Flo モニターアームレビュー:機能的で美しすぎるハーマンミラー(CBS)のモニターアーム

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こんにちはオガワ(@misc_log)です。

リモートワークという働き方が広がり、自宅のPC環境を整える目的で外部モニターを買った人は少なくないはず。

外部モニターは作業効率を大きく改善してくれる一方で、首や肩、腰などへの負荷が高くなったり、デスクスペースを消費するというデメリットもあるもの。

そんな状況を改善するのに役立つのが、みんな大好きモニターアーム。

モニターアームは姿勢の改善やデスクの省スペース化につながり、自宅オフィスをさらに快適にするソリューションのひとつ。

かくいう僕も、VESAモデルのiMacをメインマシンとしているためモニターアームが必須なわけですが、CBS(Colebrook Bosson Saunders)の「Flo」というモニターアームをメーカーさんから提供してもらったので紹介します。

高い性能を備えていることはもちろん、「これがモニターアームなの?」と思わせるほど洗練された美しいデザインが特徴的。

機能だけでなく、ルックス、デスク全体の雰囲気にこだわりたい人にチェックしてもらいたいモニターアームです。

目次

Flo モニターアームの特徴

CBS(Colebrook Bosson Saunders)はイギリスのモニターアーム老舗メーカー。

日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、人間工学に基づいた設計と美しいデザインをもつモニターアームを複数販売しており、数々のデザインプロダクトアワードを受賞しています。

CBSのモニターアームはグローバルで高いシェアを持っており、中でも多くの支持を集める製品がこの「Flo」です。

Floのスペック

スクロールできます
規格VESA 100/75mm
取付方式クランプ式
耐荷重3-9kg
カラーホワイト / シルバー / ブラック
価格34,980円(税込)※ハーマンミラー社2020年10月時点

耐荷重に関してですが、3kg以下のモニターだとアームが沈まない可能性があります。

実はCBSは、あのアーロンチェアで有名なハーマンミラーのグループ会社。

言わずと知れたオフィス家具を中心としたハイブランドですが、Floのアーム性能やデザインはさすがハーマンミラーと思わず唸ってしまうクオリティ。

正直、「ちょっとモニターアームでも買うか」というテンションでは手を伸ばしづらい価格ですが、使用感はまさに極上。

スムーズで軽快に動くアーム、美しく洗練されたデザイン。機能も見た目も兼ね備え、機能的でうっとりするようなデスクに仕上げてくれます。

Flo モニターアームレビュー

今回レビューするカラーはブラック。iMac 27インチと31.5インチの外部モニターの2台をFloでセッティングしました。

付属品・取り付け

付属品や構成するパーツ類は一般的なモニターアームとだいたい一緒。

モニターアーム本体とVESAマウント、デスククランプとネジ類。いろいろあって複雑そうですが取り付けは簡単。

まずはデスクにクランプを取り付けますが、Floのクランプは2種類あり購入時に選択できます。

スプリットクランプ
クランプ天板の厚み
スプリットクランプ13~65mmに対応(デスク下からの取付)
トップマウントクランプ12~25mmに対応(デスク上からの取付)

僕はスプリットクランプを選択。

下から固定

下から締め上げるタイプの一般的なクランプとなるので、自宅デスクで使う上では基本的にスプリットクランプを選べば問題ないと思いますが、不安があれば購入前に確認しておくことがおすすめ。

トップマウントクランプはデスクの上から締め付けを行うタイプとなり、デスク下に手を入れるスペースがない場合などに使います。

クランプはデスクの厚みに合わせ位置を調整してから取り付けます。

4段階の位置調整が可能

説明書にどの程度調整すべきかの記載があるので、デスクに合わせて調整します。

クランプをデスクに設置し、裏側からしっかりと固定。

固定する方法は付属の六角レンチ。

モニターアームによっては工具不要で固定できるものもあるので六角が必要なのはちょっと面倒ですが、一度取り付ければそう触るものじゃないのでまあ。

六角で固定が必要

クランプを取り付けたらアームをクランプにセット。差し込むだけなので簡単。

クランプにアームをセット

次に、モニターにVESAマウントアダプタを取り付け。

VESA100とVESA75の2つの規格に対応しており、一般的なモニターであれば基本的にほぼ対応するはずです。

iMacのVESAマウント

Floに付属するVESA用のネジを使いますが、モニター側にネジがついている場合もあるので、どちらを使ってもOK。

100mmと75mmのネジ穴

次はアームにモニターをセットします。

カチッとハマる

この工程に工具類や締付けは必要なく、カチっと音がなるまでモニターを差し込むだけ。

僕がこれまで使ってきたモニターアームは、モニター側にアームをつけて、アームごとデスククランプに設置する必要があったので、重いし大変だったんですが、モニターを持ってアームにはめるだけなので簡単。

そしてケーブル類を整理。もちろんキレイに取り回しが行えるようになっています。

上部のケーブルクリップ

上下2箇所のケーブルクリップを使ってケーブルを整理。

下部のケーブルクリップ

下部のケーブルクリップは、位置を変えたり取り外すこともできるため自由に調整できます。

アーム下部はケーブルを中に収納できるようになっているため、中に隠しておきます。

これでケーブルの整理が完成。アームと同じ色のケーブルだとより存在感がなくなるのでスマート。

これでアームとモニターのセッティングはほぼ完了ですが、最後にアームの締付け具合を調整します。

この調整は、モニターの重みでアームが下がってきたりしないよう、また、大きな力をかけなくてもアームを動かせるようにするために必要な調整となり、他の多くのモニターアームでも必要になる工程。

締めたり緩めたりを繰り返し、ほどよい硬さを模索する必要があるのですが、一体どっちに回せばどうなっているのかかわかりづらい。

ところがFloはウェイトゲージがついているので、視覚的に何をしているのかがわかるようになってます。

ウェイトゲージ

六角を回せばこのゲージが上下するため、自分がどっちに動かそうとしているのかが一目瞭然。

ちなみに、重めのモニターであればゲージの数字が大きい方へ、軽めのモニターであればその反対に調整します。

これでモニターアームのセッティングが完了。

もし、モニターが前後に傾いてしまうようであればアーム先端の締め付けをマイナスドライバーで調整できます。

スムーズで快適なアーム動作

Floは見た目の美しさだけでなく、アーム性能も優秀。スタンドでは実現できないような位置や角度に簡単に調整可能。

このように、デスクすれすれにも低くできてしまうのはモニターアームならでは。

もちろん左右に回転させるような動きもできるのでモニターを縦(ピボット)にすることも可能。

回転も可能

見やすく使いやすい位置や角度に調整することで首、肩、腰への負荷軽減に繋がるのがモニターアームのメリットですが、これらのアーム動作ひとつひとつが、大きな力をかけることなくスムーズに動くのもFloの優れたポイント。

僕はiMac 27インチ 2020年モデルBenQのPD3220Uという31.5インチモニターと、どちらも大きめのモニターでFloを使ってます。

どちらも耐荷重ギリギリのラインですが、動作のひとつひとつが危なげなく動くと言うか、不安定な感じが全くしません。

浮かんでいるようなiMac

さすがハーマンミラーのハイエンドなモニターアーム。この安心感はさすが。

使いやすい角度への調整が簡単で、より快適な環境に。モニターの下もスッキリしました。

Floの美しいデザインは唯一無二

何と言ってもこのデザイン性の高さは他のモニターアームにはない優れた特徴。

フォルムがとても美しく、工業製品感のあるパーツ類がほぼ見えないようデザインされてます。

背面イメージ

どんな角度から見ても質感と高級感があって美しい。

チラ見えも美しい

僕はこれまでいくつかのモニターアームを使ってきましたが、どれも「メカニカル」な印象でした。

例えば、エルゴトロンのOEMであるAmazonベーシックのモニターアームも優れた製品ですが、工業製品感が強い。

上がAmazonベーシックのアーム、下がFlo。印象がかなり違うのがわかると思います。

ヘッド部分も顕著な違いがあり、様々なパーツがむき出しになっているAmazonベーシックのアームに比べ、Floは最低限まで絞り込まれたシンプルなパーツで構成されています。

デスクに設置するクランプも同様で、シンプルでミニマムなクランプは小さく、美しい。

丸みのあるFloのクランプ(左)

クランプがスリムなおかげでモニター下部がよりスッキリするため、何かを置いてもいいし、何も置かずミニマルに徹するもよし、様々なデスクづくりが楽しめます。

モニター下もスッキリ

僕はブラックが好きなので黒系で揃えてますが、ホワイトも清潔感があってカッコいい。

部屋やデスクの雰囲気に合わせカラーを揃えると超絶おしゃれ。

もちろん、無骨でメカニカルなデザインも悪くはないのですが、Floはよりシンプルでスタイリッシュなデスクに仕上げてくれます。

また、CBSにはFlo以外にも複数のモニターアームを製造しており、例えば「Ollin」もカッコいい。

Floとはまたちょっと違う印象ですが、こちらもスタイリッシュ。

他にも、デュアルモニターであれば「Flo Dual」という選択も。

僕の場合はモニターサイズの関係でFloを2つ使っていますが、もう少し小さめのモニター2台とかであればこちらもおすすめ。

Flo モニターアームレビューまとめ

高い性能とモニターアームとは思えないデザイン性を持ったFloは、さすが歴史あるハイブランドの製品といった感じで満足度は最高でした。

それなりに値は張りますが、長時間デスクワークを求められる状況において、身体への負荷軽減、デスク環境の充実に投資したい人におすすめなモニターアーム。

ハーマンミラーの公式サイトヨドバシカメラビックカメラのWebサイトに加え、Amazonでも購入できます。

一気に上質で高級感あるデスクに変えてくれるモニターアームなので、気になったらぜひチェックしてみてください。

今日は以上です。それではまた。

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