こんにちはオガワ(@misc_log)です。
Apple純正のキーボードと言えばMagic Keyboard。
打鍵感に賛否はあるものの、ミニマルで美しいそのたたずまいは好きな人も多いはず。
しかし、ダークカラー系のMagic Keyboardにはテンキーレスタイプの展開がありません。テンキー付きであればスペースグレイというカラーがありましたが、現在はそれさえも販売終了に。
そんなダーク系キーボード難民をまさかのHUAWEIが救ってくれます。
Magic Keyboardを意識したデザインとたたずまい。そしてテンキーレス。もはやパッと見で「あ、いいわ」って思うこの見た目。
というわけで、この記事ではHUAWEI Ultrathin Keyboardの特徴や使用感など詳しくレビューします。
僕はとても良いキーボードだと思いました。気になった人はぜひ参考にしてください。
HUAWEI Ultrathin Keyboardの特徴
HUAWEI Ultrathin Keyboardはシンプルでミニマルな外観を持ったHUAWEI製のワイヤレスキーボード。
3台までのペアリング、USB-Cポートなど、期待する機能はしっかりと備えています。さらに、最大12ヶ月持つという強力なバッテリー持ちが魅力。
スペックをまとめるとこんな感じ。
キー配列 | USのみ |
入力方式 | パンダグラフ |
テンキー | なし |
バッテリー持ち | 最大約12ヶ月 |
バックライト | なし |
充電方式 | USB-C |
マルチペアリング | 3台まで |
カラー | スペースグレー、オリーブグリーン |
価格 | 約1万円 |
打鍵感は後ほど紹介しますが、良くも悪くもMagic Keyboardの延長にいるなという感じの打鍵感。ただ、キーが深いため体験としては結構違います。
キー配列はUSのみ。またMagic Keyboardと同じくバックライトなし。暗いところでキーを見ながら使用したいと考えているなら注意が必要です。
他にもHUAWEI製のPCやスマホと使用すると付加機能もあるようですが、僕は持っていないのでそこはよくわかりません。
やはり大きな魅力はデザイン性の高さ。Macのあるデスクにぜひとも置きたいキーボードに仕上がってます。
HUAWEI Ultrathin Keyboardのデザインやキー配置
では、まず外観デザインやキー配置から紹介します。
リンゴマークがありそうな外観
非常にシンプルで美しい見た目の本体。
トップの素材はアルミ。少しザラッとしたテクスチャで、このあたりもAppleを意識したデザインになってます。
背面がこちら。もしかしてリンゴマークあるんじゃないかとさえ思う見た目。
Magic Keyboardのように奥にいくほど背が高くなるデザイン。
傾斜としてはとても緩やかです。これ以上高さを出すことはできないためご注意ください。
後ろ中央にUSB-Cポート。
電源スイッチは右側に。Win / OFF / Macをここで切り替えることが可能。
知っている人ならわかると思いますが、スイッチの位置まで含めMagic Keyboardに極めてよく似たデザインです。
高さもだいたい同じくらい。
まあもちろん寄せているんだとは思いますが、ちゃんと寄せてるなと感じる作り。これは意外にも好印象でした。
キー配置には結構異なる点も
このようにデザイン的にはほぼMagic Keyboardとも言える本体ですが、キー配置には結構異なる点があります。
大きく特徴的なのは右一列のキー。SpotlightやHOMEキーなどが配置されてます。これはMagic Keyboardにはありません。
ただその代わり、右一列分Magic Keyboardより幅が大きくはなってます。
Fnキーの位置も微妙に違います。US配列の場合、MacBookもMagic Keyboardも最も左下のキーはFnキーです。
しかし、HUAWEI Ultrathin Keyboardはその位置がCtrlキーになっています。Fnキーはその隣。
これ実はテンキー付きのMagic Keyboardと同じなんですが、人によって好き嫌いはあるかも。
あと、このキーボードはMac / Win両方使えるためキーにWinodwsマークらしきものがあります。
Macだけでしか使わない人にとっては見栄え的にちょっと・・とは思うかもしれません。
HUAWEI Ultrathin Keyboardの打鍵感・使用感
というわけで、打鍵感や使用感を紹介します。
ペチペチ系だけど深い打鍵感
HUAWEI Ultrathin Keyboardはいわゆる「ペチペチ系」で、Magic Keyboardの延長といった打鍵感ではあります。
ただ、Magic Keyboardとはキーストロークの深さが全然違うため、もっと押し込むような深い打鍵感が特徴的。
よりしっかりと「タイピングしている感」を感じることができ、個人的には心地良いと思いました。程よいペチペチ感と、程よい押し込む感を味わえるキーボードです。
打っているところを動画にしたのでよければご覧ください。(音が出ます)
僕はMagic Keyboardの打鍵感も好きですが、あの上っ面をペチペチと叩くようなタイピングには違和感を感じる人もいますからね。そういった人でも使えるんじゃないかと思います。
Enterが人によっては・・
前述の通り、HUAWEI Ultrathin Keyboardは右一列にHomeキーやEndキーが存在します。そのためEnterが右端じゃありません。
こういったレイアウトのノートPCやキーボードもままあるので珍しいってほどでもないですが、多くの場合Enterは右端にあるものと思っている人が多いはず。
個人的には気になりませんが、このレイアウトに違和感を感じる人がいるかもしれません。
HUAWEI Ultrathin Keyboardの残念なところ
キーの配置や打鍵感については好みがあるため、当然人によっては残念に感じることがあるかもしれません。
そういったところを除くと基本的にあまりデメリットらしいデメリットありません。しいて言えばバックライトがないのは少し残念なところ。
ブラインドタッチが苦手な人、薄暗いところでもキーボードを使う可能性がある人にとっては使いづらいと思います。
ただ一方で、バックライトがないことがバッテリー持ちのよさに繋がっているのも事実。そのあたりをどう考えるかでしょうか。
あと、、製品にあんまり関係ないんですが、HUAWEI Ultrathin Keyboard開封時に包まれていたビニールがチープなのが気になりました。
どうやら梱包もMagic Keyboardに寄せているようなんですが、その割に包まれているものが安っぽいので妙に目立ちます。どうしても比べちゃいますからね。
ちなみに、本家はしっかりしたビニール。見た目もキレイに包まれてます。このあたりはさすがAppleですよ。
Satechi スリムキーボードとはバックライト有無と電池持ちを比較して
さて、Magic Keyboardに似ていてテンキーレスだと「Satechi スリム X1 Bluetooth バックライトキーボード」があまりにも有名。
HUAWEI Ultrathin Keyboardとどっちがいいか?ですが、バックライトが欲しければSatechi、電池持ちを有線したければHUAWEIがいいと思います。
機能 | HUAWEI | Satechi |
---|---|---|
キー配列 | USのみ | USのみ |
入力方式 | パンダグラフ | パンダグラフ |
テンキー | なし | 選択可能 |
バッテリー持ち | 最大約12ヶ月 | 数日〜2、3週間程度 |
バックライト | なし | あり |
充電方式 | USB-C | USB-C |
マルチペアリング | 3台まで | 3台まで |
カラー | スペースグレー、 オリーブグリーン | スペースグレー |
価格 | 約1万円 | 約8,500円 |
バックライト、電池持ち以外には機能的にあまり大きな差はありません。あとは、見た目やデザイン的なところで決めるのがいいかなと思います。
こちらで詳細にレビューしているのでぜひチェックしてみてください。
また、他のMac用キーボードが気になる人向けに、僕のお気に入りキーボードをまとめてます。こちらもぜひ。
HUAWEI Ultrathin Keyboardレビューまとめ
以上、HUAWEI Ultrathin Keyboardをレビューしました。
機能、打鍵感、見た目とも、非常に良いキーボードだと思いました。Magic Keyboardスペースグレー&テンキーレスが欲しい人にSatechi以外の選択肢ができた。そんな製品。
さすがに検証はできていないのですが、約12ヶ月持つとされるバッテリーも魅力です。
Macのあるデスクによく合うカッコいいキーボードです。もし気になったらぜひチェックしてみてください。
今日は以上です。それではまた。
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