こんにちはオガワ(@misc_log)です。
ここ数年、健康面や生産性といった観点で電動昇降デスクを検討している人も多いと思いますが、実はあの「KANADEMONO(かなでもの)」に電動昇降デスクがあるんです。
KANADEMONOの天板は幅と奥行を1cm単位で無料調整でき、しかもめちゃくちゃおしゃれということで僕らデスク好きにはたまらないブランド。
そんなおしゃれなKANADEMONO天板と、北欧の電動昇降装置の老舗メーカーの脚が組み合わさったのがこのELECTRIC DESKシリーズ。
KANADEMONOさんに1台提供してもらったので、KANADEMONOの電動昇降デスク特徴的なポイント3選としてお届けします。
FlexiSpotと簡単に比較しながら紹介しています。昇降デスクを検討している人はぜひ参考にしてください。
KANADEMONO電動昇降デスクレビュー:特徴的なところ3選
では早速ひとつ目から紹介していきます。
1.めちゃくちゃ組立が簡単
まず特徴的なのが組立。KANADEMONOの電動昇降デスクは非常に組立が簡単です。
天板とセットになっているため天板側に鬼目ナットが仕込まれた状態で届きます。なので、穴あけ不要。ビス止めするだけです。
天板と脚を別々に揃えると基本的に穴あけが必要なので、よくわからんとこに穴を開けちゃったとか、穴開けてたらヒビはいっちゃったとか絶望的なトラブルが起こることがあります。
ところがこの電動昇降デスクは、天板と脚がセットで鬼目ナット仕込み済みで届くためそういったことが基本的にありません。
昇降操作用のリモコンだけはビス止めが必要なんですが、それもビスを使わず何とかする方法があるので後ほど紹介します。
また、電動昇降脚もよく考えられていて、脚のパーツはビス止め不要でガチャンとはめるだけで完結するようになってます。
この電動昇降脚はLINAKというメーカーのものが採用されており。1998年に世界で初めてデスク用の電動昇降装置を発売したと言われる老舗メーカー。
さすが20年以上も電動昇降装置を作っているところとあってよく考えられてます。
組立所要時間は説明書上だと約15分。天板と脚を別々に買うパターンではとてもそんな時間ではできません。
というわけで、DIYが苦手という人でも扱いやすいのがKANADEMONOの電動昇降デスクの大きな特徴です。
2.ハイスペックな機能と安定した使い心地
さすが老舗メーカーの電動昇降脚。そこ欲しいよねという機能はきちんと備えています。スペックはこんな感じ。
- 約63cm 〜 128cm(天板含む)※天板は3cm
- 耐荷重130 kg
- 重量約17kg(天板除く)
- 障害物検知
- 3つのメモリー機能
電動昇降デスクを検討したことがある人ならこのスペックを見て「お、すごい!」と思うんじゃないでしょうか。
まず昇降範囲ですが、上はまあどのデスクでもだいたい問題ないんですよ。身長が高い人でもちゃんと立って作業できるくらいにはどのデスクでも上がります。
問題は下で、一般的なデスクは約70cmと言われているんですが、これでは「高い・・・」と感じる人も多いんじゃないかと思います。
KANADEMONOの電動昇降デスクは下が天板を含めて63cmまで下がるのでかなり低くなります。そのため、立ち作業だけでなく座り作業も自分好みに最適化できます。
他にも、脚自体の重量が約17Kgしかないのも優れたポイント。FlexiSpotだとモデルにもよりますが30Kgを超えてくるので、それに比べると全然軽いです。
組立時や模様替えのときには少しでも軽いほうが扱いやすいですからね。
もちろん好みの高さを覚えておけるメモリー機能も装備。いつも使う立ち作業の高さ、それから座り作業の高さを設定しておけば自分のスタイルで快適に使えます。
また、耐荷重130kg、加えて障害物検知など、欲しいところは装備済み。ざっくり、FlexiSpotの上位モデルと同等以上の性能は持っていると思って問題ないですね。
使い心地も快適で駆動音がうるさいみたいなこともありません。FlexiSpotと駆動音を比較しているので興味があればぜひ動画をご覧ください。
音の種類は違うもののDB的にはだいたい同じくらいでした。そのあたりも動画では解説しています。(音が出ます)
3.スマートなデザイン
LINAKの電動昇降脚は細身なのが特徴的で、全体的にとてもスマートな印象です。
KANADEMONOの天板は厚み3cmとなっており、脚と天板のバランスが絶妙でシンプルにカッコいい。
脚が細いと揺れが気になるところですが、昇降させて高くすると少なからず揺れはします。が、FlexiSpotでもそれくらいは揺れるので昇降デスクってこんなもんなのかなって感じですね。
とはいえ、キーボードの打鍵でグラグラ揺れるような感じではないので、そのあたりは安心して使えるはず。
あと、僕は天板にラバーウッドのブラックブラウンを選んだのですが、他にもナチュラルカラーのタイプや、杉無垢材のタイプ・・さらに脚もブラックだけでなくホワイトも選べます。
どんな組み合わせにするかでイメージが大きく変わるため、そういった組み合わせを楽しめるのもKANADEMONOの電動昇降デスクの大きな特徴です。
KANADEMONO電動昇降デスクの残念なところ
全体的にかなりいい感じなんですが、どんなものにも残念なところはあるもの。ひとつ気になったところがあるので紹介します。
どうしても使いづらいなと感じたのがメモリー機能です。
好みの高さを覚えておく機能なんですが、ワンタッチで設定した高さになるわけではありません・・・。ずっとボタンを押しっぱにしなきゃダメなタイプ。
期待する動作としては設定した高さまでワンタッチで昇降して欲しいじゃないですか。FlexiSpotとかはワンタッチ対応してます。
何か危険なことがあったときにボタンを離せば昇降が止まるので、それは良いところなのかもしれないですが、普段使いとしては正直ちょっと面倒ですね。
というわけで、メモリー機能は設定した高さまでボタン操作が必要になるってことは覚えておくとよいかと思います。
合わせて買いたいおすすめアイテム!
最後に電動昇降デスクと合わせて買いたいおすすめアイテムをさらっと紹介します。電動昇降デスクを120%使いこなすための厳選アイテムです。
カグスベール
まずカグスベール。フローリングにデスクを置く人は基本的に買ってください。
これは脚の裏に貼っておくだけで家具を動かしやすくするためのものです。デスクの上にモノがあってもスイスイ動きます。
組立時に貼っておかないと後で超絶苦労するので組立前の購入をおすすめします。日々の掃除、模様替えに圧倒的に活躍するはず。
ケーブルトレー
昇降デスクは各種デバイス類の電源を壁のコンセントから取るのではなく、天板の下に仕込んだ電源タップから取り、壁コンセントはタップからの電源ひとつだけにするのがベストです。
その理由は、デスクを上昇させると全部壁コンセントから引っこ抜けて絶望する可能性があるからです。
今回僕は天板にトレー用の穴が空いたタイプを送ってもらったんですが、穴は空いてなくても別にいいと言えばいいので、こういったトレー的なモノだけでも用意するのがおすすめ。
KANADEMONOにもこういったトレーが売ってます。
Amazonとかで探すならサンワダイレクトのケーブルトレーがおすすめです。いろいろ乗せられてクランプでデスクに穴を開けず装着できるので使いやすい。
リヒトラブ ケーブルリール
デスクにデバイス類を設置していくと必ず発生するのが、ケーブルが長すぎて余るパターンです。
そういったものをまとめるのに役立つのがこのケーブルリール。
ケーブルをくるくるここに巻き付け、マグネットになっているので金属の部分どこかに貼り付けておけば目立たずに長いケーブルをスッキリ処理できます。
結構使うので2、3個あるとおすすめ。
ケーブルチューブ
2本以上のケーブルをまとめたり、どうしても露出しちゃうケーブルはケーブルチューブでまとめておくと見た目がキレイになります。
個人的には全部のケーブルをこれでまとめたいくらい。
コクヨ マグネットプレート
最後にマグネットプレート。これもめちゃくちゃ活躍するアイテム。
片方がシール、片方がマグネットになっているプレートで、アイデア次第で様々な用途に使えます。
僕は昇降操作用のリモコンをこれで天板に貼り付けてます。
本来はビス止めが必要なんですが、あんまり天板に穴を開けたくないのでこのマグネットプレートをふたつ使って挟むように貼り付けてます。
あまり強く操作するとズレちゃいますが、後で位置を変えたくなったときにも簡単に調整できるのでこの方法はおすすめ。
他にも充電器にこれをつけてデスクの裏に仕込むなどなど、活用方法無限大の超絶おすすめアイテムです。
KANADEMONO電動昇降デスクレビューまとめ
というわけで以上、KANADEMONOの電動昇降デスクをレビューしました。
天板と脚のセットで約12万円〜と安くはないんですが、KANADEMONOらしい雰囲気とおしゃれさが所有欲をなみなみと満たすデスクです。
機能や使い勝手はもちろん、ブランド感や雰囲気も含めてこだわりたい人はぜひ選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
というわけで、もし気になったらぜひチェックしてみてください。
今日は以上です。それではまた。
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