こんにちはオガワ(@misc_log)です。
先日、PITAKA MagEZ CaseというiPhoneケースが最強すぎたという記事を書きましたが、個人的には「2019年買ってよかったガジェット10選」に入るほど現時点で最も気に入っているiPhoneケースです。
極限まで薄く頑丈なiPhoneケースで、できる限りiPhoneのフォルムを活かしたケースを使いたい勢に超おすすめケース。
この記事では、そのPITAKA MagEZ Caseと合わせて使うと抜群に便利なワイヤレス充電器を紹介します。
とても珍しい特徴を持っていて、iPhoneをマグネットで吸着し、通常なら固定されてしまう角度や位置も自由自在にできてしまうワイヤレス充電器。
それがこの「PITAKA MagEZ Mount Qi Desktop」です。
PITAKA MagEZ Caseと合わせて使ってみて欲しいとPITAKAさんより提供してもらいました。
ということで、「PITAKA MagEZ Mount Qi Desktop」をレビューします。
PITAKA MagEZ Mount Qi Desktop ワイヤレス充電器の特徴
まず最初に重要なことをお伝えしておくと、このワイヤレス充電器はPITAKA MagEZ Case専用なので、ケースを持っていないと使用できません。
ケースを持っていなければ、まずはiPhoneケースから検討してみてください。
マグネットでガッツリ吸着して充電
さて、この「PITAKA MagEZ Mount Qi Desktop」ですが、ワイヤレス充電器としてはかなり珍しい形状をしてます。
ワイヤレス充電器は大きく分けて、立てかけるスタンド型、寝かせるパッド型に分類されますが、どちらかと言えばスタンド型ではあるものの、他とは大きく異なるフォルム。
「PITAKA MagEZ Mount Qi Desktop」は一般的なスタンド型ワイヤレス充電器とは異なり「立てかける」のではなく、マグネットで吸着して充電します。
▼まるでiPhoneが吸い込まれるようにピタッと充電器に吸着します。
実はPITAKA MagEZ CaseというiPhoneケースは、内部にメタルプレートを内蔵してます。
そのメタルプレートが充電器内部のマグネットに反応し、このようにピタッと吸着します。
これが凄まじい磁力で、多少のことではびくともしません。マグネット製品にありがちな磁力が弱くてずり落ちてくるとかそういったことは一切ないですね。
▼おすすめはしませんが、こんなことをしても大丈夫。
吸着してしまうので立てかける場所が必要なく、ワイヤレス充電部そのものが小さくコンパクトに。
PITAKA MagEZ Case専用となっているのはこれが理由で、他のケースだと内部にメタルプレートが入っていないので、マグネットが機能しません。
自由自在な角度調整が可能
では、マグネットで吸着することの何がそんなに嬉しいのかというと、角度調整が自由自在になります。
通常、スタンド型の充電器は立てかける必要があるので向きや角度を調整することは基本的にできません。
スタンドごと動かせば向きは調整できますが、角度を変えたければスタンドを折るしかありません。
一方でこの「PITAKA MagEZ Mount Qi Desktop」は、そりゃあもうぐるぐる回ります。
これができるワイヤレス充電器ってかなり珍しい。というか、ないんじゃないですかね。
角度や向きが自由自在なので、例えば少し角度を起こしてテレビ電話スタイルにしたり、横にして動画視聴スタイルなどあらゆる角度にすることが可能。
▼どんなときに使うかは全くわかりませんが、こんなことも可能。
どんな姿勢をとっていてもiPhoneを視線内に置くことができ、通知が来たら目線を送るだけでFaceID認証できるのはこのワイヤレス充電器ならでは。
だたし、iPhoneは横向きでのFaceID認証に対応していないので縦向き時のみ
デスクに座っていると深く腰掛けたり浅く腰掛けたりして、目線の高さが結構変わるじゃないですか。僕は姿勢が悪いのでなおさらなのですが、姿勢に合わせて調整できるのは便利です。
この縦横無尽な首振りは、マグネットに加え、スタンドの構造によるもの。
▼だいたい想像つくと思うんですが、こんな構造になってます。
球体の先端を持つスタンドに対して、ヘッド部を差し込む感じ。
このようにスタンドとヘッド部分の2つのパーツにより構成されているために、フレキシブルな位置や角度調整が可能に。
これは他のワイヤレス充電器にはない優れた特徴。
高級感あるヘッド部分
PITAKA MagEZ Mount Qi Desktopのぐるぐる回るヘッド部分ですが、PITAKAと言えばコレというアラミド繊維が使われています。
アラミド繊維とは防弾チョッキや消防士のユニフォームにも採用される合成繊維。軍事用途などでも使われる強靭な素材。
この縞模様はツイル柄というそうですが、高級感があってカッコいい。
ただまあ、落とす可能性のあるiPhoneと違ってワイヤレス充電器は落とさないと思うので、アラミドの強靭さが発揮されることはないような気もしますが、iPhoneケースとの見た目の統一感ですかね。
また、このヘッド部に給電ケーブルを接続します。接続端子は嬉しいUSB-C。
ちなみにこのヘッド部は「ファン」が搭載されてます。
ファンが動作することにより、発熱をおさえ安定的な電力をiPhoneに供給できるように設計されてます。
ただ、ファンが動くと気になるのは「音」。
ところがこれ、全く音がしません。本当に動作しているのだろうか。
常に動作するわけではなく、動作条件があるのだと思いますが、僕が使用している限りだと音が気になったことはないです。
ちなみに、PITAKAから車載用ワイヤレス充電器も販売されていますが、このヘッド部が同じもののようですね。
ヘッドは同じで、デスク用はスタンドに、車載用はエアコン吹き出し口に設置できるようになってます。
スタンドにサプライズ機能が搭載されている
「PITAKA MagEZ Mount Qi Desktop」には、メーカー公式サイトに掲載されていないサプライズ機能が搭載されてます。
そのサプライズ機能とは、Lightningケーブルをスタンドに通してマグネットで固定しておくことができるというもの。
▼スタンドの下部にマグネットが入っていて、ケーブルの先端がくっついて外れないようになってます。
この充電器はUSB-Cで電力を供給しますが、ワイヤレス充電は有線接続に比べて出力が出ません。
そのためモリモリ充電したい時は有線接続した方が早いので、Lightningケーブルも合わせて使えるように考慮されてます。
こういった細かな配慮がされているのは好印象。
また、このスタンドはぐるぐる回るヘッド部をしっかりと支えるために、底が吸着式になってます。
デスクにガッツリと固定されるので、どれだけヘッド部をぐるぐる回そうともズレたりすることがありません。
この粘着シートは何度でも使えるので場所を動かすことも可能。
ちなみに、吸着シートを使わずにこのワイヤレス充電器を使うことは考えない方がいいです。
前述の通り、マグネットの磁力がすごいのでデスクなどに吸着シートで固定されていないと、スタンドを手で押さえないとiPhoneを外すことができません。
そういう意味ではデスクなどにスタンドを貼り付けることになるので、それが嫌だという人もいるかもしれない。
また、ヘッドの稼働をしっかりと支えるためにスタンドそのものが少し大きいので、デスク上で存在感がでます。
寝かせるタイプのパッド型ワイヤレス充電器よりは省スペースですが、デスクがコンパクトな人は注意。
充電性能も問題なし
出力は7.5W / 10Wという仕様なので、一般的なワイヤレス充電器と同等。
ただ、ちょっと注意したいのは、電源アダプタ。
だいたいのワイヤレス充電器がそうですが、付属品に充電アダプタはついていないので用意する必要があります。
付属ケーブルはUSB-A to USB-Cですが、iPhone付属5W充電器とか使うと電力不足なので、もう少し出力の大きい充電器を使ったほうがいいですね。
こういうのとか。
ちなみに、付属ケーブルもアラミド素材風になっていてカッコいい。
ワイヤレス充電性能としてはごくごく標準的ですが、まあ使用していて特に不満はないです。
PITAKA MagEZ Mount Qi Desktop ワイヤレス充電器レビューまとめ
特徴豊かなワイヤレス充電器で、中でもマグネット装着と360度回転する柔軟なヘッド部が優れたポイント。
角度や微妙な位置調整ができないというワイヤレス充電器の弱点を潰しているので、使い勝手はとてもいい。
一方で、PITAKA MagEZ Caseを持っている人でないと使えないので、使う人を選んでしまうのがネック。
加えて、約5,500円と価格もちょっと高めなのが残念。
ただ、もしPITAKA MagEZ Caseを持っているなら、デザインに統一感は出るし、抜群に使い勝手が良いワイヤレス充電器です。
ということで、もし気になったらぜひチェックしてみてください。
今日は以上です。それではまた。
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