こんにちはオガワ(@misc_log)です。
iPadにも付け外し可能なMOFTが来た!
PCやタブレット、そしてスマホスタンド界隈で圧倒的な存在感を放つMOFTから、新たなタブレットスタンドが登場。
それがこの「MOFT Snap-On タブレットスタンド」。
様々な角度をつけるMOFTの良さはそのままに、iPad Pro用Magic Keyboardなど他のケース・カバーと使い分けを可能にしたモデルです。
メーカーよりサンプルを送ってもらったので、機能や使用感についてレビューします。
MOFT Snap-On タブレットスタンドの特徴
「MOFT Snap-On タブレットスタンド」は、マグネットを備えたタブレット用スタンド。MagSafe対応したiPhone 12シリーズ用MOFTのタブレット版といった感じの製品。
MOFT本体に加え、マグネットシールが付属しています。
一枚の板が幾何学的に展開し、あっというまにスタンドになるという優れた特徴はもちろん健在。
9.7インチ~13インチのタブレットに対応し、現行のApple製タブレットだと、無印iPad、Air、Proに対応。miniは非対応です。
- 付け外しが容易に行える
- 2つの向きで合計6つの角度を付けられる
- Magic Keyboardともスムーズに切り替え可能
スタンドとしてのMOFTがいかに優れているかは多くの人が評価している通りです。しかし、従来モデルは粘着シートで装着するため「付けちゃうと外せない(外しづらい)」のが弱点でした。
この「MOFT Snap-On タブレットスタンド」は、タブレット側にマグネットシールを貼ることで弱点を解消。簡単に付け外しができるため他周辺機器との両立を可能にしました。
ということで、果たしてちゃんとくっつのか?Magic Keyboardと使い分けることができるのか?などなど、気になるところを紹介します。
MOFT Snap-On タブレットスタンドのデザインやサイズ感
まずは見た目。この「MOFT Snap-On タブレットスタンド」は従来のタブレット版MOFTとは異なり、ヴィーガンレザー(フェイクレザー)製。
今回はブラックをレビューしますが、色展開は全部で4色。
サイズ感は従来のタブレット版MOFTと同じ。だいたいA5サイズ(A4の半分)くらいでしょうか。
iPad miniより大きいのでminiでは使えないので注意。
本来なら粘着シートがあるはずの裏面。マグネットなので何もなし。スッキリ。
そして相変わらずのこの薄さ。約3.5mm。初めて買った人はきっと「うっす!」って言うはず。
タブレット側に貼るマグネットシールがこちら。約11cm×11cmの正方形で薄さ0.5mm。
このシールは繰り返し貼れるようになってます。
iPad Proにセッティング
では、iPad Proで使うためにセッティングします。僕はiPad Pro 2021年モデル 12.9インチに装着。
セッティングといっても付属のシールを貼るだけですが、説明書を見ると、「11インチ以上のタブレットはMOFT側にシールをくっつけてタブレットに装着することがおすすめ」と書いてあったので、その通りに。
マグネットシールの磁気があるほうをMOFTにくっつけます。(磁気によりくっついている状態)
位置が決まったら剥離紙を剥がす。
MOFTごとかぶせるようにして貼り付け。
以上で貼り付け完了。
僕の場合はiPadの中央から少し下にシールが来るようにしました。
この貼り付け位置によってMOFTの微調整ができる範囲が変わってくるため、使いながら自分好みの位置を見つけるといいと思います。
これでセッティングはおしまい。
MOFT Snap-On タブレットスタンドの使い方・使用感
さて、次に実際の使用感や気になったポイントについて紹介します。
スタンド機能はMOFTのいいところそのまま
MOFTといえば多段階のスタンド機能。マグネット装着でもスタンドとして正しく機能するのか?が気になるところですが、僕の使い方では全然問題なし。普通にMOFTです。
従来のタブレットMOFTと同じで、2つの向きで合計6つの角度をつけられます。※MOFTの貼り付け位置によって角度は多少前後します。
縦置き | 横置き |
---|---|
60度 | 60度 |
40度 | 40度 |
25度 | 30度 |
縦置きはブラウジングやSNSなどにちょうどいい感じでしょうか。
縦置き60度
縦置き40度
縦置き25度
次は横向き。電子書籍、動画閲覧、Apple Pencil使用時に。
横置き60度
横置き40度
横置き30度
このように角度をつけても、マグネットが勝手に外れたり、ズレたり、などなど特に危なげな感じはないです。
ただ、MOFTの貼り付け位置によってはグラつく場合があります。例えば縦60度で端っこのほうをツンツンすると倒れそうになったりなど。
このようになんか不安定だなと思ったらMOFTの位置を調整することである程度は解決可能。そんなことができるのもマグネット式のメリット。
実は「12.9インチだし、マグネットでほんと大丈夫?」って微妙に不安だったんですが、スタンドとして使う分には全然問題ありませんでした。
とはいえ、磁力である以上、MOFTだけを持ってiPadを持ち上げたりするのはやめておくべき。
Magic Keyboardへのスイッチ
さあ、ここからがマグネット式MOFTの本領発揮ポイント。
このように、MOFTを外してそのままMagic Keyboardに装着できます。マグネットステッカーが貼ってありますが問題なし。
このフローが従来のタブレット用MOFTではできなかったこと。従来型は背面にガッツリ貼り付いちゃうために、「MOFTを使うなら、それ以外は諦める」という選択しかありませんでした。
ところが今回のMOFTは外すことができるため、様々なケースやカバーにスイッチできます。もちろんSmart Keyboard Folioでも大丈夫。
動画閲覧やコンテンツ消費、Apple Pencilを使うときなどはMOFTをつかって・・、
キーボードを使いたいときはキーボードカバーにスイッチ。
そして、持ち運ぶときには普通のカバーに。
こういった運用が可能になったことで、周辺機器の選択肢がグッと広がりました。これこそ「MOFT Snap-On タブレットスタンド」の最大の特徴。
得るものもあれば失うものもある
さて、優れた使い勝手の「MOFT Snap-On タブレットスタンド」ですが、マグネットを得たことで失ったものがあります。
それは、ホルダーとしての使い方。
ホルダーとして使うのはかなり危険だと思います。例えば、従来のタブレットMOFTはこのような使い方もできました。
腕を通しているだけなので落下はしないかもしれませんが、磁力だと結構怖いです。もしM1 iPad Proの12.9インチ全部入りだったら約27万円ですからね。もし落としたら絶望ですよ絶望。
というわけで、この「MOFT Snap-On タブレットスタンド」は、従来型MOFTの上位版というわけではなく、機能の異なる兄弟製品であると考えるほうが、個人的にはしっくりくるかなと思いました。
それぞれ役割が違うので、自分に合う方を選択するといいかと思います。
あと、気になる点としてもうひとつどうしても言っておきたいのが、このマグネットシールの見た目。
リンゴマークが隠れるのは従来MOFTもそうなのでしょうがないとして、シールの存在感が結構大きい。大きすぎる・・。
このシールがあるからこそのマグネット式なわけですが、もう少しこう見た目的に何とかならかったんでしょうか。
まあ。あまり裸にしておくことはないと思うのでそんなに気にならないかもしれませんけどね。
MOFT Snap-On タブレットスタンドレビューまとめ
以上、MOFTの新しいタブレット用スタンド「MOFT Snap-On タブレットスタンド」をレビューしました。
マグネットシールを貼る必要はありますが、従来版MOFTでは諦めなければならかった周辺機器やアクセサリーが選べ、かつ、切り替えられるという特徴は嬉しい人も多いはず。
コンテンツ消費、クリエイティブなどなど、使い方問わず、あらゆるiPadユーザーに向いている製品だと思います。気になったらぜひチェックしてみてください。
今日は以上です。それではまた。
Amazonなどでは販売していないようで現在は公式サイトから購入できます。
ホルダーとして使いたければ従来版MOFTがおすすめです。
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