こんにちはオガワ(@misc_log)です。
Apple、Uber、Beatsの元従業員によるチームが、SONYセンサーを採用して作ったWebカメラがあると聞いたら買わずにはいられなかった・・。
それがこのOpal C1。Macでしか使えないWebカメラです。
高性能、そして洗練されていてめちゃくちゃオシャレ。300ドル(日本円で4万円ちょっと)もするんですが、全然買ってよかった!・・・・ハズだった…。
デザインは最高of最高!それは間違いないんですが、その他の部分でそれなりに思うところもありまして・・・。
というわけで、この記事では4K対応のプロフェッショナルWebカメラ「Opal C1」について詳しくレビューしたいと思います。
気になっている方はぜひ参考にしてください。
カメラの映像や画質を、よりリアルに確認したい方はYouTubeでもレビューしているのでぜひ合わせてご覧ください。
元Apple社員などが関わるWebカメラOpal C1とは
Opal C1はApple、Uber、Beatsなどのテック企業の元従業員によるチームで作られたと言われるWebカメラ。
SONY製のセンサー、F1.8の6枚構成のレンズ、4K対応・・など、Webカメラとしてはとんでもない性能を持ってます。
センサー | 7.8mm Sony sensor |
解像度 | 最大4K (4056 x 3040) |
フレームレート | 60 fps |
F値 | f1.8 |
レンズ | 6枚構成のレンズ |
端子 | USB-C |
対応OS | Mac |
価格 | $300 |
マイク | ビームフォーミング、ノイズキャンセリング |
その他 | 専用ソフトが必要 |
箱からしておしゃれなOpal C1。
付属物はモニター上に乗せる用の土台とUSB-Cのコイルケーブル。
発売は2022年くらいだったと思うのですが、その時は招待制でしか購入できませんでした。今はECサイトを通して普通に買うことができるようになってます。
他のWebカメラと圧倒的に違うところはデザイン
Opal C1の最大の特徴はこのデザイン。Webカメラとは思えない存在感です。
レンズキャップのようなものがついており、マグネットでつけ外しできるようになってます。
本体はほぼ金属。プラスチックは全体の2%しか使われてないそう。なので重厚感すごいです。
本体には水しぶきがかかったようなエンボス加工された装飾。
背面にUSB-Cポート。
下部には三脚穴。ここに土台部分をつけて使います。もちろんミニ三脚みたいなものにつけてもOKです。
とにかくおしゃれ。モニター上での佇まいも美しい。これはもうちょっとWebカメラの存在感ではないです。
Opal C1のカメラ画質
デザインはともかく肝心なのは画質。こちらはQuick TIme Playerで収録した4Kの素材。
解像感が高く、背景にあるモノのディティールまでくっきり。
で、Opal C1には専用ソフトが用意されています。このソフトウェアがMacしか対応していないためOpal C1もMac専用となっているわけです。
設定できることを全部列挙すると大変なことになるためここでは使いそうなものに抜粋して紹介します。
まずは背景ボケ。一気に味のある映像になるので多用したい機能。
あとはロゴやテキストを映像に乗せることができます。営業の人はQRとか設定するといいんじゃないかと。
で、あとは色味。これで一気に映像のクオリティが上がります。
このようなプリセットが6種類あって、さらに適用量の調整も可能。加えて、明るやさ彩度、色温度なども調整できるので、自分好みのルックをつくることができます。
このように、Opal C1が本来の力を発揮するためにはこのソフトが必要。基本的にセットで使うものになります。
Opal C1のカメラ画質を比較
では次に、主要なカメラとOpal C1の画質を簡単に比較してみたいと思います。
MacBook Proのカメラ
まずはMacBookの内蔵カメラ。1080PのFaceTime HDカメラです。これとはもう画質に明らかな差があります。Opal C1のほうが圧倒的にキレイ。
スマホでみている方は画像が小さいので違いがそんなにないような気がするかもしれませんが、PCの画面で見ると全然違います。
MacBookのカメラも会議で使う分には全然十分キレイですが、Opal C1はそれを上回る画質を持っています。
iPhoneのカメラ
次にiPhone 14 Pro。macOS VenturaからiPhoneをWebカメラにできるようになったんですが、これがめちゃくちゃ高画質。
・・・どうですか?すごい高画質ですよね。
・・・もう感じている人も多いんじゃないかと思うので言っちゃいますが、間違いなくOpal C1よりiPhoneの方が高画質です。
色味の部分で好みはあると思いますが、iPhoneの方が明らかに髪の毛部分あたりの細かいディティールまで再現していてめちゃくちゃキレイです。すごすぎるだろiPhone・・・。
僕はOpal C1を買うまでiPhoneをWebカメラとして使っていたので、残念ながら4万円以上出してiPhoneの凄さを再認識するという結果になりました。嘘でしょ・・
iPhoneをWebカメラにするためにこういったアイテムも売ってます。
Opal C1の残念なところ
というわけで、上記の通りiPhoneの画質に勝てなかったのは個人的には非常に残念。
で、実はOpal C1にはもうひとつ残念なところがあります。このカメラ、めちゃくちゃに熱を持ちます。
具体的には使用時には約50度近くになります。50度はずっと触っていられないレベル感です。
さらにさらに、Opal C1は接続しているだけで熱を持ちます。未使用時でもだいたい40度程度。使ってないのになんで・・・。
まあ恐らくそれでも問題ないようには作られているんでしょうが、精神衛生上は極めてストレスです。だってずっと熱いんですよ?
通気性の良いところで使うくらいしか対策らしい対策はないので我慢するしかないですかね・・・。
Opal C1 レビューまとめ
というわけで以上、プロフェッショナルWebカメラOpal C1を紹介しました。
iPhoneのWebカメラよりは劣るものの、Webカメラとしてはかなり高画質だし、何と言ってもデザインが最高です。見た目重視ならこれを選んで全く問題ありません。
ただし、日本円だと4万以上するのと、ずっと熱を持っている点だけは覚悟してくださいという感じ。
というわけで、デザイン重視以外の人にはあんまりおすすめしませんが、もし気になったらぜひチェックしてみてください。
今日は以上です。それではまた。
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