こんにちはオガワ(@misc_log)です。
僕は自宅にいてもオフィスにいても基本的にiPhoneを肌見放さず持っている派なのですが、そういう人って結構多いですよね?
今日は、スマホはどんな時も手放さないという人に最適なワイヤレス充電器を紹介します。
僕たちのような、スマホと手が同化しても差し支えないと思っている人にとって不満なのは、充電中だけどちょっとスマホを持ち出したいときに充電をストップさせなければいけないところ。
「いや、そりゃそうだろ」という話なんですが、充電しておきたいのにコンビニに行きたいとか、トイレ行くからスマホ持っていきたいとか、ちょっとMTG呼ばれたとか、自宅やオフィスでそういうシーンあるじゃないですか。
ちょっとだけスマホを持ち出したいけど、充電を継続したい、バッテリーを減らしたくない、そんなシーンに最適なワイヤレス充電器がこの「PITAKA MagEZ Juice」。
一見すると普通ですが、画期的な機能を持ったワイヤレス充電器です。
ということで、スマホのバッテリー管理を劇的に便利にするワイヤレス充電器「PITAKA MagEZ Juice」をレビュー。
PITAKA MagEZ Juiceの特徴
ワイヤレス充電器は数多くの製品が発売されているわけですが、その中でも「PITAKA MagEZ Juice」はかなりチャレンジングな充電器。
PITAKAさんから提供してもらいました。
端的に言うと、モバイルバッテリーになるワイヤレス充電器です。
まず、ざっとどんなことができるのかを紹介します。
▼これが充電器本体。
▼背面に「仕込み」のあるiPhoneやワイヤレス充電対応スマホを置く。
▼これでワイヤレス充電が始まります。
▼ちょっとスマホを持ち出したい、でも充電を継続したいというときには、スマホを持ってスライドしながら充電器から「抜き」ます。
▼すると、なんということでしょう。充電器の一部がiPhoneに「くっついて」きました。
実はこれ「モバイルバッテリー」になってます。
このモバイルバッテリーはワイヤレス充電ができるので、この状態でもiPhoneへの給電は行われてます。
▼一連の流れはこのような感じ。
これかなり画期的ですよね。
普段は充電器、必要なときにはモバイルバッテリーとして使うことができ「iPhoneをちょっと持ち出したい」って時に超絶便利。
ということで、この「PITAKA MagEZ Juice」でどんなメリットがあるのかを紹介します。
充電の仕組みと必要なもの
スタンド型ワイヤレス充電器にカテゴリされる「PITAKA MagEZ Juice」ですが、スマホを乗せているのではなく、「くっつけて」ます。
モバイルバッテリー側にマグネットが内蔵されているのですが、それだけでスマホはくっつかないのでスマホ側にも仕込みが必要です。
方法は2つ。
- 付属品のメタルプレートをスマホ背面に貼り付ける
- PITAKAのメタルプレート内蔵ケースを使う
どちらの場合も、結局はスマホ背面にメタルプレートを装備してモバイルバッテリー側のマグネットにくっつけようというもの。
こちらが付属品のメタルプレート。
裏側には両面テープ。これでスマホに貼り付けます。
厚みはだいたい1mm強。iPhone 11 Proと並べるとサイズ感としてはこのくらい。
スマホに貼り付けるためのガイドも付属。
このガイドを使うことでメタルプレートを適切な位置に貼り付けしやすくなってます。
もうひとつの方法はPITAKAのケースを使うこと。
僕はPITAKAのiPhone 11 Pro用ケース「MagEZ Case」を使っており、このケースは内部にメタルプレートを内蔵してます。
薄くて軽くて強靭なとても優れたケースです。
このケースを持っている必要がありますが、そのほかには何も必要ないので方法としては手軽。
とまあ、付属メタルプレートを貼り付けるか、メタルプレート内蔵ケースを使うか、いずれかの方法で「PITAKA MagEZ Juice」を使うことができるようになります。
充電器とモバイルバッテリーの仕様
充電器からモバイルバッテリーにあたる部分を外すと本体はこのような感じ。
5V3Aの充電器が付属しており、充電器本体からUSB-Aで接続してコンセントへ。
充電器の角度は45度くらいのようですが、充電中に画面を確認しやすい角度です。
そして、モバイルバッテリー部分がこちら。容量は2,000mAh。
スマホをくっつける側にはロゴとバッテリー機能をONにするボタン、残量表示インジケーター。
背面はPITAKAの象徴「アラミド繊維」になってます。
アラミド繊維が一面に使われ、高級感があってカッコいい。
このモバイルバッテリーは端子がUSB-Cになっており、充電器本体のUSB-C端子とドッキングするようになってます。
周囲は鏡面仕上げで、高級感をさらに上乗せ。見た目の良さもGood。
充電器にドッキングすればモバイルバッテリーが充電状態に。
洗練されたデザインでカッコいいのでデスクに置いても絵になります。
このように、性能はもとより見た目のカッコよさも「PITAKA MagEZ Juice」の優れた特徴。
「PITAKA MagEZ Juice」の使用感
さて、割と革新的な製品だと個人的には思うのですが、果たして実力はどうなのか?実際の使用感を紹介します。
今回、縁あってPITAKAさんから提供してもらったのですが、僕はそもそもこれ欲しかったんですよね。
というのも、個人的な使用用途にハマるイメージがありました。
バッテリーを回復させるというより、維持する
例えばオフィスや自宅にいて、iPhoneを充電し始めたばかりなのに、コンビニに行きたくなったとか、トイレに行きたくなったとか、MTGに呼ばれたとか、充電している場所を離れなければならない状況になったとき、iPhoneを置いて行きたくないじゃないですか。
向かった先でiPhone使いたいし、自宅はともかくiPhoneって普通に貴重品なので持って歩きたい、でも充電をやめたくない。
そんな時に「PITAKA MagEZ Juice」は最適。どっか行きたくなったらモバイルバッテリーを外してそのまま持っていけば充電を維持できます。
このままトイレに持っていて漫画の続きを読むこともできる仕事のメールをチェックしていても充電状態を維持。
コンビニでキャッシュレス決済するときも必要ですからね、この状態で持ち出せるのはマジで嬉しい。
一方でこのモバイルバッテリー、先に紹介した通り2,000mAhと容量が小さいです。
僕の使っているiPhone 11 Proのバッテリー容量は約3,000mAhなので、1回満タンにすることも出来ません。
スマホにもよりますが、メーカー公称値としては約30%の電力を供給できるとされてます。
そのため僕は、外出先でゴリゴリ使うモバイルバッテリーとしてではなく、ちょっと持って歩くときの充電維持のためという使い方をしてます。
また、iPhoneのワイヤレス充電は最大7.5W対応しますが「PITAKA MagEZ Juice」は恐らくそれよりも小さい出力値だと思われます。
そうなると、どうしても充電速度が遅くなりますが、iPhoneを使っていても緩やかにバッテリーが回復していくので充電維持という意味では問題ないです。トイレで漫画読んでてても充電されます。
あくまでも個人的な使い方ではありますが、この運用がかなり快適で、バッテリーがいつも潤沢にあるので精神衛生上も良い。
また、このモバイルバッテリーは一般的なモバイルバッテリーと同じようにケーブルで充電することもできます。
ワイヤレスよりは速度が出ると思うので、例えば外出時の緊急用として使う際にはケーブルで充電するなんてことも可能。
モバイルバッテリーの充電忘れがない
一般的なモバイルバッテリーって充電忘れにより、ただの「重り」になってることも多いはず。
ところがこの「PITAKA MagEZ Juice」はモバイルバッテリーの充電を忘れるということがありません。
iPhoneを充電器に戻せばモバイルバッテリーも充電されるので、あえて充電を意識する必要がそもそもない。
これは本当によく考えられてるなと思いますね。
充電も取り外しも手軽で便利。だけど気になるところも
このマグネットでくっつける方法はワイヤレス充電をさらに便利にします。
充電器にセットするときも、近づければ吸い付くように充電器にくっつき、そのままの状態で安定してズレません。
取り外してモバイルバッテリーとして使うときも、マグネットで強力にくっついてるので落下しない。おまけにケーブルいらず。
ただ、デメリットとしてはモバイルバッテリーがくっついてるのでそれなりに重くはなります。
バッテリー単体で約160g。iPhone 11 Pro、ケース、モバイルバッテリーの合計で約370g程度。
ずっしりと重さを感じるくらいにはなりますが、どのモバイルバッテリーでも一緒に持てば重いので、まあしょうがないかなと。
あと、もう1点気になるところといえば、モバイルバッテリーの取り外しに失敗する場合があります。
ちょっと席を外そうと思った際に、iPhoneを持って充電器からモバイルバッテリーを抜くわけですが、失敗してiPhoneが外れちゃう場合があるんですよね。
そんなときはもう一度くっつけて、バッテリー下部から持ち上げるようにして抜きます。
まあ、このあたりは慣れの問題もあるかもしれません。
ワイヤレス充電器がそのままモバイルバッテリーに「PITAKA MagEZ Juice」レビューまとめ
このように「PITAKA MagEZ Juice」は、実用性もガジェット感もあるよく考えられたワイヤレス充電器です。
自宅やオフィスに置いておけば、いつ席を立つときも満充電になったモバイルバッテリーと、充電状態のiPhoneを持っていくことができるのはかなり快適。
急速充電はできませんが「ちょっとそこまで」や「ちょっとMTG」など、どんなシーンでも充電をやめたくないという人に最適なワイヤレス充電器です。
気になったらぜひチェックしてみてください。
今日は以上です。それではまた。
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