こんにちはオガワ(@misc_log)です。
アウトドアや防災用として注目を集めるポータブル電源ですが、Appleデバイスを中心としたデジタルデバイスに依存している僕としては1台欲しいなとずっと思っていました。
調べるばかりでなかなか手を伸ばせずにいたんですが、充電器やモバイルバッテリーで有名なRAVPowerからポータブル電源が出たということで、メーカーさんからサンプルを提供してもらいました。
それがこちらの「RP-PB187」。
サイズ、容量、ポート、価格、どれも「ちょうどいい」製品で、日帰り/1泊程度のアウトドア、防災用に1台持っていたいというニーズにぴったりの製品だと思います。
ということで、70,200mAhのポータブル電源RAVPower「RP-PB187」をレビューします。
70,200mAhのポータブル電源 RP-PB187の特徴
RAVPower「RP-PB187」は大き過ぎず・小さ過ぎずといった容量を持つポータブル電源。
アウトドアや防災用として気になっている人も多いと思いますが、選び方がなかなか難しい。
もちろん容量は大きいほうがそりゃいいのですが、サイズ・重量・価格など、いろいろな要素とのトレードオフになり、一体どの程度のものを買えばいいのか迷うじゃないですか。
「RP-PB187」は70,200mAh / 252.2Whという容量を持っており、使用できる目安は下記の通り。
- 一般的なスマホなら約40回
- キャンプランプは10.5時間
- 車載冷蔵庫は5.5時間
- MacBook Pro 15インチを1.9回
2泊、3泊となるとキツいと思いますが、これだけできれば僕のように割とライトに使いたいニーズにちょうどいい。
接続できる端子はこちら。
端子 | 仕様 |
---|---|
USB-A × 3 | 最大12W × 2 最大18W × 1 |
USB-C × 1 | 最大60W |
ACコンセント × 2 | 単体250W、合計300W |
DC × 2 | 最大120W(1つは入力) |
ACコンセント2つに加え、USB-Cも接続可能。
容量、ポートともにそつなく備え、コンパクトサイズで、重量も約2.5kgと軽量。価格も約25,000円と検討しやすい。
初めての1台とか、今使っているものがオーバースペックだったみたいな人に最適じゃないかと思います。
RP-PB187の外観・サイズ
RP-PB187はスタイリッシュな見た目でカッコいい。
ポータブル電源ってもっとこう無骨な感じで工業製品むき出しなイメージですが、マットブラックなボディがスタイリッシュ。
サイズは高さ約19cm、幅、奥行きともに約13cm。3段重くらいのお弁当箱みたいな感じ。
持つとずっしりと重さは感じますが、これだけの容量でこんなもんなの?というレベル。
日常的に持ち歩こうとは思いませんが、約2.5kg程度なので、そこまで構えず持ち出す気になる重量感。
本体前面にはバッテリー残量を示すインジケーター。5段階となり1つが約20%。
上部にはACコンセントが2つ。
ACコンセントはカバー付きなので、ホコリなどをガードできるようになってます。
カバーの厚み分だけ凹んではいるものの、特殊な形のコンセントじゃなければなんでも使えると思います。
MacBook Pro付属のアダプタなんかももちろん使えます。
側面にはライトがついており、常時点灯や点滅など複数モードを備え、非常時はSOSライトとして。
反対側面にはUSBポート。
USB-C、USB-Aが3つと、同時にいくつものデバイスを充電することができます。
背面にはDCポート。入力と出力に対応。
本体外観はざっとこんな感じ。シンプルなデザインなのでアウトドアなシーンにも映えそう。
また、キャリーポーチが付属しており、ハードな環境でも傷や汚れを防ぎながら持ち運びが可能。
RP-PB187の各ポート性能
次に、RP-PB187の各ポート性能について紹介します。おさらいですが、備えているポートは下記の通り。
端子 | 仕様 |
---|---|
USB-A × 3 | 最大12W × 2 最大18W × 1 |
USB-C × 1 | 最大60W |
ACコンセント × 2 | 単体250W、合計300W |
DC × 2 | 最大120W(1つは入力) |
ひとりでは使い切れないポート数なので、アウトドアでは家族や友達と共有したり、照明機器やプロジェクターに接続したりなど幅広く使えます。
接続できるデバイスが多ければ、非常時にもきっと役に立つはず。
また、USB-Cポートは最大60Wまで対応しているため電源アダプタを使う必要なくMacBook Proを充電可能。
約54Wと十分な電力でMacを充電できます。
さらに、USB-Cポートは入力としても使うことができ、RP-PB187自体の充電を行うことができる優れもの。
RP-PC133などの60W出力の充電器を使用すれば3時間程度でRP-PB187をフル充電できます。
そして、モバイルバッテリーにはない最強のポート「ACコンセント」を2つ備えているので、定格以下の電化製品であればなんでも給電・充電することが可能。
ヘアドライヤーなど、強烈な電力を必要とするものはさすがにNGですが、単体で250W、合計で300Wまで対応しているのでPCや照明機器など様々な用途に対応できます。
ポータブル電源でACコンセントを備えているものは大きくて高い製品というイメージですが、このサイズでもACがあるのは嬉しい。ACはやっぱり便利ですからね。
さらに、120W出力のDC出力を備えておりDCを必要とするデバイスを接続可能。
もうひとつのDCは入力(充電)用となり、付属のアダプタを接続することでRP-PB187本体を充電できます。
つまり、RP-PB187はUSB-CとDCの2種類の充電方式を持っていることになり、この点も優れたポイント。
このように汎用的で使いやすいポートを複数備えているので、何泊もするようなアウトドアや凄まじい装備で望むガチキャンプみたいな状況じゃなければ、十分活躍してくれるはず。
70,200mAhのポータブル電源 RP-PB187 レビューまとめ
これまでは、アウトドアに出かける際にモバイルバッテリーを複数持っていったり、そもそもMacは諦めていましたが、これからはガンガン持ち出せるようになるので大活躍してくれるはず。
複数のモバイルバッテリーを持っていく必要がなくなることに加え、事前準備として全部充電する面倒くささから開放されるのも嬉しい。
また、普段は非常時の備えとして家の片隅に置いておけば、万が一のときにもiPhoneでの情報収集を可能にし、照明をつなげれば明かりにもなる頼れる防災グッズにも。
毎日使うものではないですが、持っているときっと重宝するはず。
サイズ、容量、性能、価格など、1台目としてちょうどいい製品だと思うので、もしまだポータブル電源を持っていなければぜひチェックしてみてください。
今日は以上です。それではまた。
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