こんにちはKoh(@misc_log)です。
RAVPowerから凄まじい充電器が販売されました。
MacBook Pro 13インチを持っているなら絶対にチェックしてもらいたい充電器「RAVPower RP-PC112」です。
何が凄まじいかと言うと、61Wという高出力を持つ充電器としては桁違いに小さくて軽い。
その小ささは、MacBook Pro 13インチを始め、ノートPCの持ち運び用充電器として現状最強レベルだと思います。
このサイズと重量は本当にすごい。まさに小さいモンスター。
というわけで、「RAVPower RP-PC112」のサイズや充電性能についてレビューします。
RAVPower RP-PC112のサイズと重量
RAVPower RP-PC112の最大の特徴は何と言ってもこのコンパクトなサイズ。
もちろんプラグは折りたたみ式。
この恐ろしいほど小さいサイズ感は、同出力の充電器と並べるとよく分かる。
中央のAnkerだけは60Wですが、これら3つの充電器はだいたい同じ出力。
スペックを表にすると下記の通り。
充電器 | RAVPower RP-PC112 | Anker PowerPort Speed 1 PD 60 | MacBook Pro 13インチ付属 |
価格 | 約¥4,599 | 約¥3,599 | 約¥7,344 |
重さ | 約105g | 約145g | 約194g |
出力 | 61W | 60W | 61W |
もう少し分かりやすく、MacBook Pro 13インチの付属充電器を100%とした場合、どの程度の違いがあるかを表にしてみました。
充電器 | RAVPower RP-PC112 | Anker PowerPort Speed 1 PD 60 | MacBook Pro 13インチ付属 |
価格 | 約62% | 約49% | 約¥7,344 |
重さ | 約54% | 約75% | 約194g |
出力 | 約100% | 約98% | 61W |
いや、すごいなこれ・・。
RAVPower RP-PC112は付属充電器と同じ出力なのに、重さは半分、価格は4割も安い。
また、ただ軽いだけでなくサイズが桁違いに小さい。
付属充電器より厚みはでますが、その小型さは半端じゃないです。
このように、サイズはもう比べ物になりませんね。
出力という条件が一緒で、これだけサイズと重量が違うなら持ち運び用としてどちらがいいかとか、もはや説明するまでもないかと。
さらに驚くべきことに、MacBook Airに付属している30W充電器よりも小さい。
MacBook Air付属充電器より厚みは出るので体積としてはそんなに違いはないかもしれませんが、30Wと比較すると出力が2倍ですからね、2倍。
高出力で小型の秘密は窒化ガリウム
Apple付属充電器の割と大きなサイズ感については時代的な背景もあるとは思います。
現在の充電器はMacBook Pro 2016発売と同時に出てきたものですが、この1年くらいで充電器界隈にはブレイクスルーが起きており、RAVPower RP-PC112の小ささの秘密もそこにあります。
この小ささを実現しているのは、最近トレンドな「窒化ガリウム」という半導体が使われているため。
GaNと表現されたりしますが、一般的な充電器よりも圧倒的な高効率、かつ、発熱を抑えられるため充電器が小型化出来るんですね。
GaNを採用した充電器の中でもRAVPower RP-PC112のサイズは群を抜いて小さく、僕は謎に20個以上のUSB充電器を持ってますが、このサイズには本当に驚かされました。
RAVPower RP-PC112の充電性能
61Wという高出力を持つRAVPower RP-PC112ですが、実際の性能をテストしてみました。
やはり大本命はMacBook Pro 13インチ
61Wという出力は恐らくMacBook Pro 13インチを意識してのことだと思われます。
ということでMacBook Pro 13インチで充電性能を試してみます。
はい出ました、約55W。
念の為付属充電器でも同じように試してみます。
約56W程度とほぼ同じ。
一応条件を書いておくと、MacBook Pro 13インチはどちらも充電1%の時に試してます。
デバイスのバッテリー残量により出力は変動します。いつ測っても同じ出力になるわけではないです。
また、どちらもケーブルはこちらを使用しました。
このようにサイズは小さくても充電性能は付属充電器と変わりません。
ちなみに、このサイズ感の違いは電源タップに接続したときにも威力を発揮。
これだけのサイズ差がありますからね、付属充電器はもう机の奥か何かに片付けちゃえばいいんじゃないでしょうか。
MacBook Pro 15インチの場合、通常使用時は充電可能ですが、高負荷な作業時に電力不足になる可能性はあります。
iPad Pro 2018 11インチでも充電性能をテスト
iPad Pro 2018は30W程度がデバイス側の上限だったと思うので、61Wで充電する意味はそんなにないですが一応試してみました。
約27W出てます。
デバイスそのものの上限値は超えられませんが、iPad Pro 2018 11インチ付属充電器は「18W」という性能なので、それよりは圧倒的に大きな電力で急速充電可能。
これならかなりのスピードで充電できると思います。
ということで、「RAVPower RP-PC112」を使うと、MacBook Proは付属充電器と同等、iPad Proには急速充電が可能です。
ちなみに、試すまでもなくもちろんiPhoneも急速充電可能です。
RAVPower RP-PC112レビューまとめ
GaN対応充電器はどんどん進化してますが、RAVPower RP-PC112で一気に突き抜けた感じです。
61Wという出力は、やはりMacBook Pro 13インチに最適で、付属充電器1つでやりくりしている人は持ち運び用としてこの小さいモンスターを手元に置いておくと、場所を選ばずMacBook Proをより活用できるはず。
また、Mac以外でもUSB-C充電のあらゆるノートPCに使えるスペックです。
いや、すごい充電器が出てきたものですね・・。
気になった方は、61Wで最小・最軽量充電器の凄まじさをぜひ体感してみてください。
今日は以上です。それではまた。
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