こんにちはオガワ(@misc_log)です。
M2 MacBook Air用にハブを買ったんですが、これがかなり良かったので紹介します。
僕は謎にUSB-Cハブが好きで、提供してもらったものも含めると数え切れないほどのハブを持ってます。
で、USB-Cハブってなかなか選ぶのが難しい周辺機器だなと思っていて、その理由のひとつに価格の高さがあると思います。
結構するんですよねハブって。安くても5,000円〜、高いと1万円を超えてきます。例えば7ポートくらいのUSB-Cハブは有名ブランドだと約8,000円〜くらいにはなってきます。
そんな中、4K60HzのHDMIを含めた7ポートで約4,000円という低価格で買えるのがこのUGREENの7-in-1USB-Cハブ。
安くて品質が高いと言われるUGREEN製品ですが、ハブは試したことがなかったので買ってみました。するとこれが思いのほか良くて、この価格なら選びやすいし優れた製品だなと思いました。
というわけで、 そんなUGREEN 7-in-1 USB Cハブを詳しくレビューしたいと思います。
M2 MacBook Airで使用していますが、現行Macであれば使用できます。超コスパハブなのでぜひ参考にしてください。
UGREEN 7-in-1 USB-Cハブの特徴
USB-Cハブだけでなく充電器やケーブルなど幅広く展開するUGREENですが、安いのにちゃんと動くということで僕も割と信頼しているブランドのひとつ。
そんなUGREENが出しているハブの中でも多くのポートを持つハブがこの7-in-1タイプ。7-in-1とは、7つのポートと1つの差込口(Macにつなげるとこ)を持っているという意味です。
備えているポートはこちら。
ポート一覧
USB-C | 充電用 × 1ポート(最大100W) |
USB-A | 2ポート(最大5Gbps) |
HDMI | 1ポート(最大4K@60Hz) |
SDカード | 1ポート(UHS-1) |
Micro SD | 1ポート(UHS-1) |
有線LAN | 1ポート(最大1Gbps) |
このスペックがいまいちわからんという人のためにざっくりお伝えすると、めちゃくちゃにハイスペック・・ではありませんが、ごくごく標準的なスペックです。
ハイスペックなものになると、データ転送が倍の10Gbpsになるとか、USB-Cポートが最大40GbpsのThunderboltに対応しているとかになってきます。その代わり価格が倍以上になります。
4Kモニターをちゃんと動かせて、そこそこの速度がでるUSBポートがあって、さらに100Wまでの充電用ポートもあります。どのMacBook ProでもMacBook Airでも、一般的な使用であれば必要十分であろうというのがこのハブ。
3,000円台とかになってくるともはや安定的に動くかでさえ怪しくなるUSB-Cハブ界隈において、約4,000円でこれだけのポートを持ち、それが普通に動くという意味で、コスパのパ、つまり安いだけでなくパフォーマンスもしっかりあるハブだと思います。
UGREEN 7-in-1 USB-Cハブの外観やサイズ感
UGREEN 7-in-1 USB Cハブは見た目的にもまあごく標準的なハブと言う感じ。
Satechi製品あたりと比べると正直言ってデザイン的には普通といった感じですが、MacBookに合うアルミボディで安っぽさみたいなものはありません。
左右、下部にポートが備えられています。こちらが正面向かって右側ポート。USB-A×2とSD/MicrSD。
こちらが左側ポート。HDMIとUSB-C。
そして下部にLANポートが備わっています。
そしてこのハブの優れたポイントの1つとして、Macとの接続ケーブルが編み込みタイプであること。
耐久性もそうですが、編み込みタイプは何と言っても見た目がいいです。これは非常にポイント高い。
サイズ感は約12cm × 3cm、厚みは約1.5cmという感じでそこそこ大きいです。手からは全然溢れます。
とはいえ、7ポートであれば他ハブでもこのくらいのサイズ感ではあるので大きくも小さくもないという感じでしょうか。
GREEN 7-in-1 USB-Cハブのポート性能をチェック
さて次にGREEN 7-in-1 USB Cハブのポート性能を紹介します。
ポート一覧を再掲するとこちら。
ポート一覧
USB-C | 充電用 × 1ポート(最大100W) |
USB-A | 2ポート(最大5Gbps) |
HDMI | 1ポート(最大4K@60Hz) |
SDカード | 1ポート(UHS-1) |
Micro SD | 1ポート(UHS-1) |
有線LAN | 1ポート(最大1Gbps) |
それぞれのポート性能をざっと見ていきます。
USB-Cポート
まずUSB-Cポートですが、こちらは最大100Wまで対応した充電専用ポート。外付けSSDなどでのデータやりとりには使えません。
65Wのアダプタで充電してみたところ約55WくらいでM2 MacBook Airを充電できていました。
続いて40Wも使ってみましたが約37W程度。
通常、USB-Cハブは約15W程度ハブに持っていかれます。つまり、40Wの充電器を使うと25WくらいがMacに流れる電力になるわけですが、どうもこのハブは電力を取らない様子。
というわけなので、使用するアダプタを+15Wしなきゃとか余計なこと考えずに済みますね。
一応外付けSSDを接続してみましたがマウントさえしなかったのでやはりデータ転送は無理なようです。
USB-Aポート
USB-Aポートは最大5Gbpsのデータ転送に対応しています。いわゆるUSB3.0ってやつですね。
爆速ではないですが必要十分な速度という感じ。外部SSDを接続したところ読み書きとも330MB/sくらいでてました。
また、微弱な電力はきているのでAirPodsなどの小型デバイスくらいなら充電が可能です。
HDMI
HDMIは4K60Hz対応。
僕はこの価格で4K60Hzがちゃんと動作するのがこのハブの最大の優れたポイントだと思います。しっかり60Hzで動作してます。
モニターがちゃんと映ってそこそこUSBが繋げられれば4,000円のハブとしては満点じゃないでしょうか。
その他ポートや熱問題など
その他、SDカードや有線LANも特段不安定なこともなく正常に動作しました。
そして、ハブと言えば熱問題ですが、まあ熱くはなります。M2 MacBook Airをハブ経由で充電しながらHDMIで4Kモニターを接続して作業していると40度くらいを観測しました。
40度がどのくらいかと言うと、ずっと手で触っているのは不快な温度感です。ただ、他のハブもこんなもんなので、まあ・・という感じでしょうか。
その他のハブは?
例えば、有線LANは別に使わないんだけどなという人も多いと思います。そういった方向けに6-in-1タイプもあります。これだと更に安くなります。
7-in-1から有線LANが取り除かれたタイプで他スペックは同じです。
また、よりハイスペック、そして見た目にもこだわりたいとなるとやはりSatechiやAnkerあたりになってくるかなと思います。これとかおしゃれです。
こちらで詳細レビューしてますので興味があればご覧ください。
その他、いろいろとMacBook用USB-Cハブについてまとめてますので、もう少しよく検討したいという人は合わせてこちらもどうぞ!
UGREEN 7-in-1 USB-Cハブレビューまとめ
以上、UGREENのコスパUSB-Cハブをレビューしました。
先にも書きましたが、4K60HzのHDMIがちゃんと機能して、USBがそこそこ接続できれば4,000円のハブとしては合格かなと思います。
さらにSDカードや有線LANも使えるので、それ以上を望む人のニーズも満たせるアイテムです。
めちゃくちゃハイスペックじゃないけど「一般的な用途で普通に使える」コスパに優れたUSB-Cハブです。もし気になったらぜひチェックしてみてください。
今日は以上です。それではまた。
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