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オガワコウ
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Zendure SuperHub SE レビュー:USBハブと充電器が一体化!iPad ProやMacBook Airに最適な最強ハブ

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こんにちはオガワ(@misc_log)です。

USB-CポートのみとなったAppleデバイスで、外付けSSDや外部モニターを使うためUSBハブを持っている人は多いはず。

USBハブは充電機能を持っていないため、充電しながら使うにはハブと充電器をそれぞれ接続するのが一般的。

ところが、充電器が一体化した画期的なUSBハブが登場しました。それがこの「Zendure SuperHub SE」。

Zendure SuperHub SE

iPad ProやMacBook Airに最適で「こんなのあると良かった」というUSBハブ。これはかなりいい。

ということで、充電機能を備えたUSBハブ「Zendure SuperHub SE」をレビュー。

Makuake:Zendure SuperHub SE
※プロジェクトは終了しました

Zendure SuperHub SE
USBハブと充電器がこれ1台。
最大48Wの充電器とデータ転送、そしてHDMIによるモニター出力がこれ1台で完結。クラウドファンディングらしいチャレンジングさと、実用性を兼ね備えたデバイス。自宅・オフィス使用はもちろん、旅行や出張にこれ1台あれば他に何もいらないかも。
機能・性能
9
サイズ感
8.5
価格
8
Good
最大48Wの充電性能
カードサイズで小型
HDMIが4K 60Hz対応
Bad
電源ケーブルが長い
8.5
満足度

目次

Zendure SuperHub SEの特徴

「Zendure SuperHub SE」は、現在Makuakeでプロジェクトを実施している注目のUSBハブ。

※プロジェクトは終了しました。現在はAmazonでも購入可能です。

Zendureさんからサンプルを提供してもらいました。

これ、とても画期的なハブで、充電器を一体化させてしまったのが最大の特徴。

Zendure SuperHub SEの特徴

通常、ハブと充電器は別々のデバイスであり、それぞれに接続・持ち運びが必要なのが一般的。

iPad Pro付属充電器とMacBook Air付属充電器とUSBハブ
充電器とUSBハブ

これをオールインワンにしてしまったのが「Zendure SuperHub SE」です。

  • カードサイズで携帯性抜群
  • 最大48Wの充電性能
  • HDMI 2.0で4K60Hzのディスプレイ接続

主な特徴は上記の通り。充電機能を備えているだけではなく、非常に小型なのも優れたポイント。

充電性能は2つのPD(最大30Wと18W)+1つのUSB-Aで合計48W。

MacBook Proでは心もとないですが、iPad Proなら急速充電、MacBook Airには付属充電器と同じ出力で充電可能。

また、4K 60Hz対応のHDMIを持ったハブはかなり貴重。滑らかな映像出力を楽しめます。

さらに、Switchドックとしても利用できるなど、「Zendure SuperHub SE」は様々な機能を搭載した小型万能USBハブです。

外観・付属品

Zendure SuperHub SEは一見するとただの充電器のような見た目。

Zendure SuperHub SEの外観

付属品は、1mのUSB-Cケーブルと1.5mの電源ケーブル。

Zendure SuperHub SEの付属品

最大48Wの充電性能を持っているにも関わらず、とてもコンパクト。

Zendure SuperHub SEはコンパクト

厚みはあるものの、サイズ的にはカードと同じくらい。

Zendure SuperHub SEはカードサイズ

厚みは約3cm程度。

Zendure SuperHub SEの厚みは約3cm

重量は約125g。最大48Wにしては軽量だと思います。

重量は約125g

前面に4つのポート。このポートに様々な周辺機器を接続可能。

前面に4つのポートを備える

背面には電源ケーブルを接続する端子。ここに付属の電源ケーブルを接続して使います。

背面に電源ケーブルを接続する端子

横にして使うのが正しい使用法のようで、底にあたる部分にはゴム足がついてます。

底にあたる部分にはゴム足

縦に置けないこともないですが、本体に丸みがついて安定しないため寝かせて使う方が無難。

Zendure SuperHub SEは縦に置いて使うことはできない
縦だとグラグラする

このように、サイズの小ささが特徴的なZendure SuperHub SEですが、この小ささの秘密は窒化ガリウム(GaN)採用によるもの。

窒化ガリウムとは、次世代の半導体素材。電力効率に優れ、小型化ができる。

ハブと充電器がZendure SuperHub SE1台に置き換わってしまうので、使用にも、持ち運びにも、運用が圧倒的に楽になります。

各ポート

Zendure SuperHub SEに接続できるポートはこちら。

接続できるポートと性能

USB-C最大30W(3.1 Gen 1、5Gbp/s)
USB-C②最大18W
USB-A最大7.5W (3.1 Gen 1、5V / 1.5A、 5Gbp/s)
HDMI4K@60Hz(HDMI 2.0)
Zendure SuperHub SEの各ポート

接続できるポートは4つと多くはないですが、余計なものも、足りないものもなく必要十分。

USB-Cポートを2つ備えてますが、ひとつは18Wの充電専用ポートなのでデータ転送は不可。

また、片方のUSB-CポートとUSB-Aポートは電力を共有しているようなので、この2つで同時にデバイスを充電するとそれぞれの出力は最大値よりはダウンします。

Zendure SuperHub SEの充電出力

SDカードスロットがないのは個人的には残念ですが、カードリーダーを接続して読み取ることは可能。

ちなみに、Zendure SuperHub SEは電源ケーブルをつけなくてもハブとして使えます。

Zendure SuperHub SEは電源ケーブルに接続しなくてもハブとして利用可能
電源ケーブルがなくても動作する

もちろん接続したデバイスへの充電はできなくなりますが、HDMIやUSB-Aでのデータ転送は使用可能。

Switchドックとして使用する場合は電源接続が必要。

Zendure SuperHub SEの使用感

Zendure SuperHub SEは前述の通り、充電性能的にはiPad ProやMacBook Airが最適。

iPad ProとMacBook Air

他にも30W出力で充電をまかなえるノートPCやスマートフォンであれば使用可能。

iPad Proを急速充電しながら4K60Hz!

デバイスとの接続は付属のUSB-Cケーブルで。

iPad ProとZendure SuperHub SE

Zendure SuperHub SE側の片方のUSB-Cポートは充電専用のため、ハブとして使う場合は上のポートに接続。

接続するときは上部のポートを使用する
上のポートに接続

接続するとiPad Proが充電状態になります。

Zendure SuperHub SEを接続するとiPad Proが充電状態に
接続すれば充電開始

充電出力は30Wのため、iPad Pro付属充電器の2倍弱の出力で急速充電。2時間弱でiPad Proをフル充電できます。

約27Wで充電可能
約27Wで充電

USB-Aポートは最大5Gbpsのデータ転送が可能。SSDやUSBメモリなどを接続するのに最適。

外付けSSDを接続するのに最適なUSB-Aポート
外付けSSDを接続

きちんとファイルアプリ上でSSDの中身が表示されてます。

ファイルアプリで認識
アプリ上でも正常にSSDを認識

もちろん他に何でも接続できるので、例えば有線マウスやキーボード、AirPodsの充電とか使用範囲は広い。

AirPods Proなども充電可能
AirPods Proを充電

2つのUSB-Cポートの片方は18Wでの充電専用。例えば、iPhoneの急速充電が可能。

18WポートでiPhoneを急速充電
iPhoneを急速充電可能

iPad Proを急速充電しながら作業しつつ、iPhoneも急速充電できるので、バッテリー管理が楽ちん。

iPhoneの急速充電はiPhone 8以降の端末のみ

そして、HDMIで外部モニターへの出力も可能。

HDMIでミラーリング

iPad Proの仕様として一部のアプリ以外ミラーリングしかできないのと、アスペクト比によりモニターの両端に黒い帯ができてしまうのは残念ですが、パワポなどであればサブモニターとして使え、全画面表示も可能。

パワーポイントは全画面表示可能
パワーポイントでプレゼン

動画系のアプリ、例えばプライム・ビデオなども全画面表示できます。

プライムビデオも全画面表示可能
プライムビデオで映画鑑賞

このHDMIポートはHDMI 2.0となり、リフレッシュレートはなんと60Hz。

4K 60Hzで外部モニター出力
4K 60Hzで接続!

リフレッシュレートとは画面が「どれだけヌルヌル動くか」。1秒間に何回画面を書き換えるのかという値で基本的に多いほうが動きがスムーズ。

一般的なハブは4K30Hzまでのものが多いなか、60Hzに対応しているのはかなり貴重。30Hzと60Hzでは滑らかさが全然違います。

Zendure SuperHub SEが1台あれば、充電しながら、データ転送しつつ、きれいな映像を楽しむことが可能。

使用時の本体は温かくはなりますが、これくらいはどんな充電器でも熱くなるかなという感じ。

熱は持つが触れないほどではない
触れないほど熱くなったりはしない

ちなみに、前述の通り、電源ケーブルを接続していなくてもUSB-Aでのデータ転送やHDMI出力は可能です。

電源に接続しなくてもハブ機能は動作する
電源ケーブルなしでもハブは動く

ただその場合、iPad Proへの充電は行われなくなることに加え、充電専用のUSB-Cポートも動作しなくなります。

電源未接続時の充電性能

加えて、USB-Aポートのデータ転送は問題なく動作しますが、充電出力が5V / 900mAまで出力が下がるよう。

AirPodsの充電や、バスパワー駆動のHDDやSDDなどはだいたい大丈夫だと思いますが、電源ケーブル非接続時はあまりに大きな電力を要求するものは動作しない可能性はあります。

MacBook Airでもフル活用できる

MacBook Airでも充電しながらハブとして使えます。これがあれば充電器は必要なし。

MacBook AirとZendure SuperHub SE

Zendure SuperHub SEはMacBook Airの付属充電器と同じ30W出力のため、フルスピードで充電可能。

30Wとして認識
システム上も30Wと認識

その他のポートへのデバイス接続ももちろん可能。例えば、外出先でMacBook Airを充電しながら、SSDでデータ転送し、テザリングしているiPhoneを急速充電するなんて使い方ができます。

Zendure SuperHub SEにiPhoneと外付けSSDを接続
あらゆる機器を接続

もちろんHDMIは4K60Hz。MacBook Airに外付けモニターを接続し、滑らかな映像表示が可能。

HDMIは4K 60Hzで出力

このようにMacBook Airにも最適で、デスクでも外出先でもこれ1台あるとかなり重宝するはず。

Switchドックとしても

僕はSwitchを持っていないので試せませんが、Switchドックとしても使えるようです。

外部モニターに出力する場合は1080pになってしまうようですが、Switchを充電しながら大画面でゲームをプレイすることが可能。

AC電源ケーブルは短いものもあると良いかも

Zendure SuperHub SEの使い勝手はとても良いのですが、付属電源ケーブルが使う場所によっては長すぎるんですよね。

AC電源ケーブルが長い
電源ケーブルが長い

ハブとして使う上では、電源から遠ざけて手元にZendure SuperHub SEを持ってきた方が使いやすいので、だいたいの場合付属ケーブルで良いとは思います。

ただ、電源自体が自分から近いような場所で使うときには、長いケーブルがわずらわしい。

解消する方法として、Zendure SuperHub SEのプロジェクトで「グローバルアダプターキット」という追加オプションも用意されてます。

USのアダプタは日本でも使えるので、同時に支援するのもアリかもしれない。

ただ、ケーブルが短くなる方が使いやすそうなので、このようなケーブルを購入するほうが何かと使い勝手は良さそう。

Zendure SuperHub SEレビューまとめ

最大48W出力の充電器を内蔵、4K60HzのHDMI、カードサイズで小型と非常に優れたUSBハブです。

自宅やオフィス使用に加え、出張・旅行にもこれ1台で充電からデータ転送、モニター出力まで完結。

これだけの機能を持ったハブって他になく、iPad ProやMacBook Airの神周辺機器になると思います。

Zendure SuperHub SE

Zendure SuperHub SEはMakuakeで2020年07月20日まで支援受付中。すでに目標を大きく達成してます。

気になった方はぜひチェックしてみてください。

今日は以上です。それではまた。

Makuake:Zendure SuperHub SE
※すでに一般販売されています!

Zendure SuperHub SE
USBハブと充電器がこれ1台。
最大48Wの充電器とデータ転送、そしてHDMIによるモニター出力がこれ1台で完結。クラウドファンディングらしいチャレンジングさと、実用性を兼ね備えたデバイス。自宅・オフィス使用はもちろん、旅行や出張にこれ1台あれば他に何もいらないかも。
機能・性能
9
サイズ感
8.5
価格
8
Good
最大48Wの充電性能
カードサイズで小型
HDMIが4K 60Hz対応
Bad
電源ケーブルが長い
8.5
満足度

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