こんにちはオガワ(@misc_log)です。
様々なデジタルデバイスを持ち歩く僕らにとって欠かせないものと言えばモバイルバッテリー。
特に、決済やスケジュール管理、Apple Watchの母艦など、あらゆることを任せているiPhoneのバッテリーだけは死守しなければ「いろいろとヤバい」という人も多いはず。
僕もその1人なわけですが、そんな人に最適なモバイルバッテリーがこの、RAVPower「RP-PB186」のリニューアルモデル。
RP-PB186という製品自体は以前から販売されていた超人気モデルですが、「リニューアル版」となり新登場。
今回、RAVPowerブランドを展開するSUNVALLEY JAPANからサンプルを提供してもらったのでレビューします。
iPhoneを含め、小型デジタルデバイスを持ち歩く人にぴったりのモバイルバッテリーです。
RAVPower RP-PB186(リニューアル版)の特徴
こちらがリニューアル版として再登場した2ポートのモバイルバッテリーRAVPower RP-PB186。
大容量なのに小型で軽量ということで人気のモバイルバッテリーですが、本体のサイズやデザイン・見た目は従来版と同様。
ポートも使いやすいUSB-CとUSB-Aの2ポートを継続。
大きくて重いと運用が大変ですが、従来同様ちょうどいいサイズ感なので毎日の持ち歩きも余裕。
従来版から変わったところは出力と価格。
RP-PB186 | リニューアル版 | 従来版 |
---|---|---|
容量 | 10,000mAh | 10,000mAh |
USB-C(PD) | 最大18W | 最大29W |
USB-A(QC 3.0) | 最大18W | 最大18W |
価格 | 2,999円 | 3,999円 |
出力が18Wに下がり価格も下がったわけですが、基本的に別物になったと考えていいですね。
従来版は最大29WだったのでiPad Proの急速充電も可能でしたが、リニューアル版では最大18Wになったことにより、充電スピードはダウンします。
とはいえ、出力が下がったのは悪いことではなく最適なデバイスが変わったということであり、iPhoneの充電を中心に考えている人にとってはベストなモバイルバッテリーになりました。
RAVPower RP-PB186(リニューアル版)の充電性能
繰り返しですが、リニューアル版のRP-PB186は出力が最大18Wに。
18WはiPhoneにちょうどいい出力。従来版だとiPhoneにはオーバースペックでした。
iPhone8以降からPower Deliveryによる急速充電に対応していますが、だいたい18Wあたりが上限です。
この上限を超える出力があっても、それ以上充電スピードが早くなるわけではないので、iPhoneの急速充電という意味では29Wはあまり意味がありませんでした。
なので、iPad Proを急速充電したいのであれば別ですが、iPhoneやApple Watch、AirPods、その他スマホを充電できればいいならこのリニューアル版の方が最適。
また、iPad Proも付属充電器と同等のスピードでなら充電できるので、価格を優先したい場合にもこのリニューアル版がよさそうですね。
ちなみに、実は従来版ではiPad Pro 2020年モデルは充電することができませんでした。これはどうも仕様のようです。
このリニューアル版ではiPad Pro 2020年モデルにも対応し、充電できるようになりました。
そのため、iPad Pro 2020年モデル用のモバイルバッテリーを探している場合も従来版ではなく、このリニューアル版を検討したほうがいいです。
ただし、iPad Proを急速充電したい場合は他のモバイルバッテリーを検討する必要があります。
iPhoneやiPad Proを充電できる回数
容量は10,000mAhと新旧で違いがないため充電が行える回数は変わりませんが、ざっとこんな感じです。
デバイス | 回数 |
---|---|
iPhone 11 / Pro | 約2回 |
iPhone SE(第2世代) | 約3回 |
iPad Pro 2018 / 2020 (11 / 12.9インチ) | 約0.7〜0.8回 |
iPhone X、XR、XSあたりは2回強くらいだと思います。
ちなみに、iPhoneを中心に考えるなら、この10,000mAhという容量がモバイルバッテリーとしては一番ベターで使いやすいはず。
容量とサイズ・重量はトレードオフの関係なので、これ以上大きくなると重いし、小さくなると充電回数が心もとなくなるので。
iPhone、iPad Proなどを充電
ということで、リニューアル版のRP-PB186を使っていろいろ充電してみました。
まずは、これらのデバイスをUSB-Cポート単独使用で充電。
iPhone 11やiPhone 11 Pro、iPhone SE(第2世代)、それからiPad Pro 2018年、2020年の両モデルを充電してみましたが、スペック通りそれぞれ約17W前後でした。
次に、USB-Aポート単独でiPhone 11 Proを充電したところ約12W。
USB−AポートはQC3.0という規格をサポートしており、対応デバイスであれば18W充電が可能です。
そして最後にUSB-CとUSB-Aの同時使用。
USB-Cが約12W弱、USB-Aが約5Wで合計はだいたい17W。こちらもスペック通り。
このように、iPhoneの急速充電、iPad Proの18W充電、AirPods ProやApple Watchなどを充電するには十分な性能をもったモバイルバッテリーです。
RP-PB186への充電
もちろんモバイルバッテリー自体にも充電が必要になりますが、USB-Cの入力も18Wに対応しており、18W以上の充電器を使うことで約3.5時間でフル充電可能です。
ちなみに、USB-C to USB-Cケーブルは付属していますが充電器は付属していないので持っていなければ用意が必要。
18W以上だと、AUKEYのPA-Y19あたりが小さくていいと思います。
また、従来版同様、本体にはバッテリー残量を示すインジケーターがあるのでバッテリー残量の把握も可能。
インジケーター1つが25%を表し4つで満タン。残量をチェックしつつ効率的な運用ができます。
RAVPower RP-PB186(リニューアル版)レビューまとめ
ということで、RAVPower RP-PB186(リニューアル版)をレビューしました。
iPhoneの急速充電、Apple WatchやAirPods Proなどの小型のデジタルデバイスを中心に使うなら最適なモバイルバッテリーだと思います。
やはりモバイルバッテリーは運用のしやすさが重要なので、ポーチに入れてもかさばらない小型・軽量なRP-PB186は普段使いにもちょうどいい。
価格がおさえられ検討しやすくなったので、iPhone用モバイルバッテリーを探している人はぜひチェックしてみてください。
今日は以上です。それではまた。
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